7人のセンパイ___2,

僕の気持ち ページ30

龍友side


やっぱり亜嵐はAのこと、好きなんや、。

なんとなく、気づいてた亜嵐の気持ち。




僕にだって誰にも言ってない感情があんねん。

素直に応援してやりたいけど、僕は譲る気だってないねん。

なんて、亜嵐にいえるわけないんやけど、。




龍友｢なあ、亜嵐こんな所でうじうじしててええの？Aのこと探さなくてええの？｣



本当はこんなことなんて言いたくない。

Aと最初に仲良くなったの僕なんだよ。って。

Aのこと1番知ってるの僕なんだよ。って



みんなよりAのこと知ってる自信ある。

翔太にだって負けたくない。



本当はヤキモチ妬いて妬きまくって。でも、みんなに気づかれないようにしてんねん。


この気持ちはこれからもAに届くことの無い。
届けることのない思い。

こんな不完全燃焼の恋なんてしたくなかった。

でも、僕はAのことが好きなんだよ。








亜嵐｢ありがとう。龍友！探してくる！！｣


ああ。僕はいつでも背中を押す係。



龍友｢おう。行ってこい！俺もすぐ行くわ｣






今だけは、1人にさせて。

誰にも言えないこの恋心。

君にも届くことのないこの思い。

どうか、こんな弱虫な僕を許して。









.

正解って→←気持ち。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す