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『話が少しそれたから戻しますけど、とにかくこの薬はこのまま高専に売ることはできません。

もし魔法省にバレたら私は最悪無期懲役とかなっちゃうかもなんで。

でも私は頭と腕の良い魔法使いなので、法律ギリギリのラインを攻めた、これとほぼ同じ効果の薬を作れます』

「ほう、それは今あるのか?」

『いえ、ありません。


1週間ください。


マートラップ触手液の方は1週間で必ず仕上げます。

ハナハッカエキスについては時間がかかりそうだけど……1ヶ月以内には。』

「じゃあ完成したらまたここに来てくれ。

そこでもう一度効き目とかを確認してから、高専で買い取ろう」





硝子さんがそういうと学長や悟は頷き、七海さんと猪野さんはまだよく状況が把握しきれていないのか、私達をキョロキョロと見ていた。

七海さん達には私が魔女ってことをちゃんと説明していないから話がよく分からないんだろう。

まあ今までの会話で何となくは察しているだろうが、簡単には信じられない話だろうし無理もない。

もう一度ちゃんと自己紹介した方が良いだろうかと考えていると、よしっ、と悟が声をあげ手を叩く。





「じゃあそろそろAの部屋に案内しようか」

『あ、はーい!

硝子さん、学長さん、七海さん、猪野さん、またねー…じゃなくて、バイバイ!…でもないよな……えーと……』

「失礼しました」

『失礼しました!』





私が何度も言い直すのを見兼ねて悟がコソッと教えてくれた。

顔がニヤニヤしていなければ素直に感謝していたのに。

部屋を出る直前にチラリと後ろを見てみると、硝子さんがクスッと笑いながら七海さん達にあの子は帰国子女だからちょっと日本語が怪しいらしい、と説明してくれていた。

多分私が魔女だとか高専に入学することとかも説明してくれるだろう。

それから医務室を出て、悟と共に寮の方へ歩いていく。





「そうだ、制服のことなんだけど、うちの制服は自由にカスタマイズできるんだ。

なにかこうしてほしいな、とかある?」

『あーそうだなー……

んー、私はもう19歳だし、そろそろ制服がコスプレになってくる時期だと思うから、あんまり制服っぽくない感じがいいな。

あとウエストポーチつけやすいのがいい』

「うんうん、わかった。

じゃあそんな感じで頼んでおくね。

楽しみにしてて」


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どんな制服かはご想像に任せます

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さん(プロフ) - coralさん» なので呪文の効く効かないだとかそういう細かい(?)所は目をつぶっていただけると幸いです。最後に、色々意見頂けて有難いのですが、今の所内容を変更する予定はありませんのでご理解頂けると嬉しいです。 (2021年3月21日 19時) (レス) id: 22b39d8ca2 (このIDを非表示/違反報告)
さん(プロフ) - coralさん» 爆破呪文は使っていますが消去呪文は使い方に迷ったので使わないことにしています。序盤でアバダケタブラを出したのは普通に温存とか全く考えていなかったからですね。二つの別の世界を無理矢理くっつけているので、私の力量ではどうにも矛盾が出来てしまいます。→ (2021年3月21日 19時) (レス) id: 22b39d8ca2 (このIDを非表示/違反報告)
coral(プロフ) - 自分の作品でもないのに長々と失礼致しました。 (2021年3月20日 23時) (レス) id: 76a1fad787 (このIDを非表示/違反報告)
coral(プロフ) - また、アバダケダブラはそもそも対生命体の呪文ですから、他の魔法が効かない設定であればアバダケダブラも通用しないのではないでしょうか。どちらかというと守護霊呪文で身を守る方が対呪霊には良いのではないかとも思います。 (2021年3月20日 23時) (レス) id: 76a1fad787 (このIDを非表示/違反報告)
coral(プロフ) - 呪力を込めて魔法を使っている、などとして爆破呪文や消失呪文を使わせたりはしないんでしょうか?アバダケダブラは最強の呪文みたいなものなので、序盤に出してしまうのではなく温存しておいた方がいいのではと思った次第です。 (2021年3月20日 23時) (レス) id: 76a1fad787 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さん | 作成日時:2021年1月4日 15時

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