○熱 ページ7
キュウside
ああ、これ熱出てるなって。
起きてすぐに気がついた。
寒いし。
だるいし。
動く気になれない。
でも『休む』という選択肢は僕の中には無くて、ゆっくりと重たい体を起こした。
.
.
.
おはようっていつもみたいに入って椅子に座ったら、それと同時にみんなは立ち上がった。
どうしたんだろって思ったけど、まあそんなこともあるかって。
話す相手もいなくなっちゃったしぼーっとして誰か戻ってくるのを待つ。
ああ…寒いなぁ…。
リ「キュウ」
キ「ん？」
リ「こっち」
いつの間にか戻ってきたリュウは、いつも自分が座っているソファの方へと僕を手招きしていて。
本当はあんまり動きたくないんだけど…。
近づいていくと無言で座らされる。
キ「え？なになに〜。怖いんだけど！」
いつも通りを装うために、意識的に明るい声を出した。
…のにも関わらず、リュウは淡々と何やら作業を始めていて…。
え、本当に何？
どうするのが正解？
熱のせいか回転の遅い思考では、本格的に怖くなってくる。
そんなことを考えているうちと突然ブランケットをかけられて…。
気がついた時にはソファに寝かされていた。
.
.
.
.
キ「…なんで？」
リ「熱あるから。気がついていないと思ってた？」
気づいてたんだ…。
キ「リュウさすがだねぇ…」
リ「さすがって…」
少し怒ったようにため息をついたリュウ。
リ「キュウだって皆が何か違えばすぐに気がつくだろう。これくらい、何も言わなくたってわかるよ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 99人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さんか(プロフ) - JUMPLOVEさん» さっそくリクエストありがとうございます。ご期待に添えるかわからないですけど書いてみますね！そして、気長に、お待ちください…。笑 (2019年4月4日 23時) (
レス) id: 83fa6c6900 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - さんかさん» キュウたちが気づいた時にはもういなくて、、、で、1週間後、みんなで見つけ出して、事情を聞いて、不眠症を克服していくっていうのお願いします！！(細かくてすいませんm(_ _)m) (2019年4月2日 23時) (レス) id: f4e667ae46 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - リクエストいいんですか？！じゃあ、、、山田くん(リュウ)が、なんか悩んでて、(なんかはさんかさんにお任せしますね)なかなか眠れずにいたら、(1日1時間弱くらい)不眠症になっちゃって、ミッション中に倒れて、キュウたちが気づいてない時に、犯人に誘拐されて、、、 (2019年4月2日 23時) (レス) id: f4e667ae46 (このIDを非表示/違反報告)
さんか(プロフ) - JUMPLOVEさん» ありがとうございます〜！嬉しいです！！よかったらリクエストしてくださいね♪笑 (2019年4月2日 21時) (レス) id: 83fa6c6900 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - さんかさん» あ、私がリクエストしたわけじゃないんだった(=´∀｀)←あ、なんかすいません (2019年4月1日 0時) (レス) id: f4e667ae46 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さんか☆ | 作成日時：2018年1月23日 22時
