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26話 ページ31

暗闇に少しづつ光が見える
私の髪を優しく撫でる手
それは、頬へ行く
完全に目が空いた時、見えたのは白の布
ゆっくり目をぱちぱち

お姫様のお目覚めかな?
頭上から声、その声は紛れもなく髭切さん
という事はこのお膝は紛れもなく‥






『///!?』

「桔梗、急に倒れたから心配したよ?

大丈夫?
僕に良く見せて、桔梗の顔を」

『あ、あの‥//!

髭切さん、ち、近いです‥//』

「うん、大丈夫そうだね
良かった」

『ご、御心配おかけしました//』

「うん、御心配かけられました」






包まれてる頬、目の前ではにっこり
微笑む髭切さん
膝枕だけではなく、至近距離の微笑みは
私の心臓を速くする

どうしたらいいかわからず
目を伏せる、迷子のよう

桔梗、それで何故倒れた?
力の使い過ぎか?
膝丸さんが側へ寄りながら聞いてくる







『いえ、そのような事は

帰蝶さんの霊力と私の霊力が干渉し合ったのでしょうね』

「干渉?
それはどういう事だ、女」

『はい

大包平様に掛けられた護りの封じ
それを破ろうとする私の霊力が
相重なり、私の中に流れ込んできたのです』

「流れ込んできた?

それはあの女の記憶が、か?」







膝丸さんがそう聞いてくる
何も言わず頷いた

私は鶯丸様を見つめ言う







『大包平様の事でした』

「!」

『何故、大包平様が封じられたのか
帰蝶さんが教えてくれました』








私は今だ刀のままの大包平様を
優しく撫でる







『帰蝶さんが大包平様を封じたのは
大包平様と鶯丸様の為』

「俺達の為だと?
何を言う、女。あの女が大包平を封じ、俺から奪った

それを俺達の為だと何故そう言える?
お前が何を見たか知らんが
あの女が、誰かの為に何かをするなど
そんなのも有り得ない、世迷言を言うな」

『帰蝶さんは鶯丸様から
大包平様を奪うなど致しません

封じなければ
ならなかったのです

そうしなければ大包平様が行ってしまうから

だから咄嗟に帰蝶さんが封じてしまった』








ーーーーー
文字数により中途で次に

タイトルない所?
思いつかなかったのですよ‥‥

27話 護り→←25話 誰が為に



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作品ジャンル:アニメ
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ベスくん(プロフ) - 瑠璃さん、ハマってしまいました、なんと言うことでしょう、ずっとシャンパンゴールドが頭から抜けません(笑) 本のことは知りませんでした!なにぶん、ハマったの最近なんです! (2019年6月21日 1時) (レス) id: fe5bc9a228 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - ヒプノシスマイクハマりました?私は麻天狼派です!6月25に麻天狼とポッセ、B,BとMTCの本が発売、すでにTDDの本が発売されてます知ってたらすいません (2019年6月20日 19時) (レス) id: dab8dcba5b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ベスくん | 作成日時:2019年6月8日 23時

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