23話 ページ27
ぎゅっと抱きしめた羽織
私は目の前にいる髭切さんを
見つめた
ねぇ、桔梗、何を見たの?
帰蝶の夢で。僕だけには言えないの?
迫る髭切さん、逃げ場無くす私
後ろには壁、顔の横には髭切さんの腕
近くで見える髭切さんの顔
目を伏せれば、そっと頬に手を添えられる
それにびくっと反応すれば
桔梗、教えて
耳元で聞こえる声、い、言えません‥と
目を伏せたまま言う
籠る頬の熱、身長差で耳元にくる口元が根源
「どうして言えないの?」
『それは‥まだ言う時ではないと
自己判断したからです
言える時が来れば必ず言います
今はその時ではないです』
「‥‥‥‥」
『‥‥‥‥』
「ぷっ、桔梗、顔が真っ赤だよ
可愛いね」
『ひ、髭切さんのせいです//!』
「ふふ、僕のせいか
まぁ可愛い桔梗が見れたから
僕のせいでもいいかな
でも、話せる時が来たら
ちゃんと教えてね」
『は、はい!』
最後に髪を撫でられる、私は恐る恐る目を
上げ髭切さんを見上げた
優しい顔、いつもの顔、それにほっと
安心した
じゃぁ戻ろうか、欲しい物も
手に入ったしね
そう言いながらまた私の手を
さり気なく握り引いてくれる
さっきの事があるから
心拍数が落ち着かない、引かれる手にまた熱
桔梗、暗いから階段気をつけてね?
そう言う髭切さん、私は頷き一段降りれば
僕が運んであげようか?
お姫様抱っこって言うんだっけ?
にっこり笑った髭切さんが
そう聞くから、だ、大丈夫です//!
私は一人すたすたと階段を降りた
「ふふ、本当に可愛いなぁ
どうしようかな」
『(ひ、髭切さんって
直球過ぎるから心臓に悪い‥//!)』
「兄者、桔梗」
『膝丸さん、鶯丸様』
「おや、お前たちもこっちに来てたんだね」
「兄者と桔梗を探していた
それで見つかったのか?桔梗」
『はい、見つかりました』
「そうか、なら良かった
では、大包平の元へ戻るか」
『はい、戻りましょう!』
お話、また非公開にして
書き直すかもしれませんが
ご了承くださいませ
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ベスくん(プロフ) - 瑠璃さん、ハマってしまいました、なんと言うことでしょう、ずっとシャンパンゴールドが頭から抜けません(笑) 本のことは知りませんでした!なにぶん、ハマったの最近なんです! (2019年6月21日 1時) (レス) id: fe5bc9a228 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - ヒプノシスマイクハマりました?私は麻天狼派です!6月25に麻天狼とポッセ、B,BとMTCの本が発売、すでにTDDの本が発売されてます知ってたらすいません (2019年6月20日 19時) (レス) id: dab8dcba5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ベスくん | 作成日時:2019年6月8日 23時