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7話 これから ページ7

三日月様と対面した私
これからをどうするか決めていた

審神者になるにあたり
他の刀剣様たちと会う必要がある
だけど、この大きい本丸
1人で歩くのは少し不安だ

またどこから狙われるかわからない

不安が私を押しつぶす

そんな私を見兼ねてか、三日月様が声をかけてくれた






「桔梗、俺が共に行こう
一人より安心するだろう」

「いいのですか?
私といれば三日月様まで狙われてしまうかも知れません‥」

「俺は桔梗と共にいたいのだ
それだけで理由にならんか?」

「そんな事ありません!
三日月様、ありがとうございます」

「うむ
その、三日月様と呼ぶのをやめてくれ
呼び捨てで構わん」

「神様を呼び捨てにだなんてできません」

「俺が構わんと言うておる

三日月と呼んでくれ」






私の顔を覗くように近づく美顔
こんな綺麗な顔に近寄られたら誰だって
ドキドキする

三日月様ならなおさら、早くなる鼓動
このお方は知っててやってるのか
それとも、知らずやってるのか
わからない
からかっているのだろうか?

桔梗、名を呼ばれる
月の瞳が私を見て微笑んでる

ドキドキしながら
三日月様の名を口にした






「三日月、さん」

「ははは、桔梗の呼び捨ては『さん付け』のようだな」

「お、おやめ下さい
からかうのは‥」

「すまぬ、許してくれ桔梗
よいよい
慣れるまで三日月『さん』と呼ばれよう

よろしくな、桔梗」

「はい、こちらこそ
よろしくお願いします、三日月さん」






ここに来て少し不安だっだけど
三日月さんがいてくれて良かった

これから
何があるかわからないけど
何とかやっていけそうな
そんな気がする

新しい場所で生きる
審神者と言うお仕事はまだまだだけど
私に出来ることはきっとあるはず

この選択に間違いはないと信じてる









「人間はどこへ?」

「あぁ、三日月が封じられていた部屋に」

「三日月の部屋に入れたのか」

「どうする?」

「(三日月の部屋は前の人間が施した霊力の封がしてあったのに、それを破ったのか
これはこれは興味深い)

よし、俺が行こう
驚きの結果を君にもたらそう」

ーーーーーーーーーーーーーー



刀剣乱舞四周年おめでとうございます

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三三七拍子 - 源氏兄弟の名前のくだり、もうほんっと大好きです! (2019年6月26日 10時) (レス) id: fda3082ed3 (このIDを非表示/違反報告)
ノエル(プロフ) - オリジナルフラグ外せば違反にならないから、今のうちに外してしまおう? (2019年1月12日 16時) (レス) id: 9e58c80ee2 (このIDを非表示/違反報告)
夕美 - オリジナルフラグちゃんと外して下さい、違反です。ルールくらい確認しましょう (2019年1月12日 16時) (レス) id: a2860cc4ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ベスくん | 作成日時:2019年1月12日 16時

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