クリスマスとかクソくらえ【番外編】 ページ29
「はあああああああ、」
「どうされました?先輩」
「イヤァクリスマスだなぁて」
「そうですね、」
「このあとさ、暗くなったらカップル共が
【綺麗ね(はぁと)】
【君の方がこの夜景よりも、いや100カラットのダイヤモンドより綺麗だよ!】
【やだぁ、〇〇くんたらぁ(はぁと)】
とかやるんでしょ!残念!君たちが綺麗って言った夜景は私達、独身社畜の努力と涙のあとでーす!!彼氏くんは努力と涙のあとと彼女を比べてまぁぁぁす!!!」
「長文お疲れ様です。」
「ありがとう!」
「…そろそろ昼休みですし何ですっけ、アポロ?「ポアロね」それです、行ったらどうですか?」
「まじ?いいの?じゃあ愛しの梓ちゃんに会ってくるー」
梓ちゃんと蘭ちゃんの愛だけをエンジンに車を走らせ早数十分間、ポアロに到着。
「どもー」
「あ、陽菜さん!」
いらっしゃいませと梓ちゃんが出迎えてくれる。
「あ、陽菜さん。いらっしゃいませ」
「…安室さん!?なんで君みたいなイケメンがクリスマスシフト入ってんの!?梓ちゃんもだよ!?は、ちょ、は!?」
梓ちゃんにさらぁと挨拶したけどなんでいるんあなた達。安室さんとか女の子選び放題だろこんちくしょう。
「ご注文はどうされますか?」
「いつものでっ!」
少しキレ気味に返事を返す。
・
流石にクリスマスは少しお客が少なめなようで幸いにも店には私と梓ちゃん、安室さんしか居なかった。
「ほんっとクリスマス一色だなぁ…」
「おまたせしました!」
「うおうおう!」
心臓に手を当て振り向くとニコニコ笑顔の安室さん。
「おお、ビックリした…」
「驚かしてしまって申し訳ありません!こちら僕達からささやかなクリスマスプレゼントです!」
流すなぁ、なんて思いつつ机を見ると美味しそうなチョコレートケーキが一つ置かれていた。
ばっと梓ちゃんと安室さんの方を向くと二人ともニコニコしているもんだから受け取りざるを得ない状況になってしまった。
まったく、やることがキザすぎるぜベイベー
「ありがとね!二人とも!」
こんなクリスマスなら少しいいかもしれない。
─────
「でもやっぱ仕事は〇ね!!」
「落ち着いてください、陽菜先輩」
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水飴(プロフ) - クーニャンさん» なんと!!小学生でやられましたか!!私は中学からだったので…すぐ前のことですが懐かしく感じてしまいますね…!!! (2018年6月12日 22時) (レス) id: 36da6c81cc (このIDを非表示/違反報告)
水飴(プロフ) - misaさん» コメントありがとうございます!!合唱曲にもなってましたね(笑)私のクラスも候補にありました(笑) (2018年6月12日 22時) (レス) id: 36da6c81cc (このIDを非表示/違反報告)
水飴(プロフ) - 千さん» レス遅れて申し訳ありません!相変わらずのノロノロ更新ですがどうぞ見捨てずに見てやってください!これからもよろしくお願い致します!! (2018年6月12日 22時) (レス) id: 36da6c81cc (このIDを非表示/違反報告)
クーニャン(プロフ) - 私は小学生の時に国語の朗読でやりました!懐かしいです。 (2018年6月12日 0時) (レス) id: 99bb6326e7 (このIDを非表示/違反報告)
misa(プロフ) - 私も この気持ちはなんだろうってやりましたよw合唱しましたよw (2018年5月5日 21時) (レス) id: 338ac70cb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水飴 | 作成日時:2017年5月7日 20時