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「でも、DNAは?彼女の付け爪の先に付いていた皮膚のDNAと彼のDNAはほぼ一致したんですよ…?」









「付け爪の先に付いていた皮膚が彼女本人の皮膚だった場合は考えねぇのかよ。」








あいだから毛利探偵が割り込む。わぁお。私がDNAについて知らないの分かってたのかな。









え?なんで分からないかって?←聞いてない









だってDNAについての知識なんて持ち合わせてないわ。









「まあ、この会場で1人だけでも真実がわかれば問題ないんだけどねぇ…」









ぼそっと呟き毛利探偵の方に目やり、横目で見つめる。









「な、何を言っているんですか!?先程も言いましたが、血縁者でもない限り遺伝子情報がほぼ一致なのは有り得ません!」









そう、そこが一番の謎。伴田さんのアリバイはある。でも、証拠となる遺伝子はほほ一致…









「…出会ったのは、偶然かもしれねぇが惹かれあったのは必然だったと思うぜ。」









この歯切れの悪い言い方に多少の緊張が生まれた。ごくんと、つばを飲む音が聞こえる。









「双子だったんだから」









「…え?」









2人は異性一卵性双生児だった









科学的にもそれが証明できてしまうわけで。伴田さんのDNAと初音さんの付け爪のDNAはピッタリ一致した、性別を表すところ以外は









悲しく辛い現実だった









さっきまで華やかだったパーティー会場は伴田さんの声で埋め尽くされ、雨の音さえ書き消していた。









何が、行けなかったんだろう。









二人が悪い事をしたわけじゃないのに。









どうして神様は惹かれ合わせるだけ惹かれ合わせといて最悪の事実を突きつけるなんてことをしたんだろう。









今回の事件は悲しい事実と伴田さんの辛さを残して幕を閉じた。









───
「…何であなたが…」









それから数日後。私はまたいつもの喫茶店へ足を運ぶ。









…運んだのだが









「毛利先生の所で学ばせて貰うことになりまして、事務所に近いここでアルバイトすることになりました!!」









"宜しくお願いしますね!"吐き気がするほどいい笑顔でそう答える安室さん。









あー…なんか…









「私が一体何をしたんだ…」









ため息が止まらない。よし、胃薬買いだめしとこう。
───


ウェディングイブ編終わりました!これからはオリジナルとなります!これからも宜しくお願いします!

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水飴(プロフ) - クーニャンさん» なんと!!小学生でやられましたか!!私は中学からだったので…すぐ前のことですが懐かしく感じてしまいますね…!!! (2018年6月12日 22時) (レス) id: 36da6c81cc (このIDを非表示/違反報告)
水飴(プロフ) - misaさん» コメントありがとうございます!!合唱曲にもなってましたね(笑)私のクラスも候補にありました(笑) (2018年6月12日 22時) (レス) id: 36da6c81cc (このIDを非表示/違反報告)
水飴(プロフ) - 千さん» レス遅れて申し訳ありません!相変わらずのノロノロ更新ですがどうぞ見捨てずに見てやってください!これからもよろしくお願い致します!! (2018年6月12日 22時) (レス) id: 36da6c81cc (このIDを非表示/違反報告)
クーニャン(プロフ) - 私は小学生の時に国語の朗読でやりました!懐かしいです。 (2018年6月12日 0時) (レス) id: 99bb6326e7 (このIDを非表示/違反報告)
misa(プロフ) - 私も この気持ちはなんだろうってやりましたよw合唱しましたよw (2018年5月5日 21時) (レス) id: 338ac70cb6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水飴 | 作成日時:2017年5月7日 20時

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