30.悪酔いは絶対ダメだよ ページ38
寂)「俺の酒が飲めねぇっていうのか〜?オラもっとこっち来いよ」
どうして?
「お、落ち着いて!あと近いよ!一二三!独歩!お助けー」
どうして?
一二)「A…ご、ごめんね……俺っち……もう無理」
独)「お…れも……ごめん。あとは……よろしく」
どうしてこうなった?
トイレに駆け込んでいった独歩に、床に倒れ込んで寝てしまった一二三。
そして、瓶から直飲みで酒を煽る寂雷。
まさしく修羅場……
私、お酒強くてよかった…
バタンっ…ーーーー
後ろから物音がしたから振り返ってみてみたら寂雷が倒れていた。
「嘘〜」
あーめんどくさい。良かったーここが私の家じゃなくて
ーーーー3時間前
寂雷から家に飲みに来ないかとの誘いを受け私はそれを快諾した。
一二)「あ、……ひ、ひさし…ぶり」
独)「A、久しぶり。元気だったか?」
「うん。一二三も独歩も久しぶり」
一二三は、目はキョロキョロしているものの震えることは無くなった。彼なりに頑張っているのだろう
私達は準備を済ませ乾杯をした。
それから1時間経った時、独歩が寂雷に酒をすすめ
寂雷は私たちに酒を飲め飲めと催促し、わたし以外見事に潰れた。
「全く、まずは寂雷はベッドに、一二三と独歩はソファーに寝かせて、それから空き瓶を片付けて…世話が焼けるなー」
私が眠れたのは、明け方の5時だった。
「独歩って今日仕事だよね。寂雷も勤務何時からだろ」
私は寂雷の冷蔵庫にあるものを失敬して4人分の朝食を作り、みんなを起こしてご飯を食べ、寂雷の車で私達は家に帰った。
「今度からは寂雷に絶対酒飲ませないようにしよう」
私は仮眠をとって出勤した。
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人間です - 面白い、好き、、、『甘い』ではなく『アハーンやウフーン』というところも (2020年12月6日 14時) (レス) id: 836661e0c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星鳴 | 作成日時:2019年8月24日 17時