28.男の料理! ページ32
左)「お前、危機感持てや」
「え、危機感?」
なんに対しての危機感なのか全く検討がつかない。
左)「分からせてやんよ」
そう言って抱きしめられた
「へっ?あ、ぁゎゎ分かりました!危機感ありませんでしたごめんなさい!」
左)「分かりゃーいい。じゃーな」
左馬刻は余裕そうな顔してバスルームから出ていった。
「ぬ〜、おのれ〜」
いつかあの余裕な顔が出来ないくらいな女になってやる!
洗濯機を回してお風呂に入った。
ーーーー数十分後
「プハッあ、…左馬刻と同じ匂いがする……」
服から同じ匂いがするからかとても心地よくなって私は嬉しくなった。
「左馬刻、お風呂ありがとう」
左)「あぁ。飯できたぞ」
美味しそうなにおいが漂ってきた。
このにおいは
「チャーハンだ!いっただっきまーす…う〜ん美味い!」
本格的なチャーハンだった。パラパラで味もちょうどよくしつこくない
左)「フッ…落ち着いて食えよ」
左馬刻は少し笑い、自身も食べ始めた。
ーーーー
「ごちそー様でした」
食事を終え食器を洗い、暇になった。
「うーん…そろそろ帰るわ。仕事しなきゃ」
そう言えば報告書やらなんやら溜まっていたことを思い出し帰ることにした。
左)「…送る」
「ありがとう」
ーーーー
「送ってくれてありがとう!…会いたい時連絡してもいい?」
左)「会いたい時?遠慮しなくてもいいんだぜ?毎日会いに来てやろうか?」
「んなっ!おちょくってるでしょー。いいですー!じゃぁね」
耳元であんなセリフを言われたら、ゾクッとして急いで車から降りた
左)「素直じゃねぇなー。じゃーな」
左馬刻はそう言って帰って行った。
「ンンンンン〜、かっこいい」
1人で顔を真っ赤にして悶えていた。
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人間です - 面白い、好き、、、『甘い』ではなく『アハーンやウフーン』というところも (2020年12月6日 14時) (レス) id: 836661e0c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星鳴 | 作成日時:2019年8月24日 17時