22.MAD TRIGGER CREW ページ26
感動の再会が終わり、落ち着いた頃
ーーーー離してもらえない。
私は左馬刻の膝の上に乗せられている。その時もずっと抱きしめられたまま。私と左馬刻の対面には理鶯ともう一人メガネの男性が座っている。
理)「A、良かったな」
?)「ところで、その方はどちら様なんですか?説明を」
メガネが喋った。ん?なんか違うな。メガネの男性が喋った。
左)「コイツは俺の女だ」
「んんん!?!?!?いつ付き合ったの?」
付き合った覚えはない。ただ私が一方的に好意を持ってるだけかと思ってた。
左)「ぁ?今」
今!?今なったの?あのハグがその儀式だったのかな?……左馬刻は自分勝手な所があるからそこは少し困ったものだが、優しいし好き
左)「嫌か?」
待って、なんでちょっとしゅんってなってるの?可愛いかよ!
「んっ!好き」
?)「いや、そういう事ではなくて、お名前を聞いても?」
「東雲 Aです。よろしくお願いします」
?)「私は入間銃兎と申します。こちらこそよろしくお願いします。これでも警官ですので、左馬刻から何かされましたらどうぞ私に仰ってください」
左)「ァァ?銃兎テメェー喧嘩売ってんのか?」
「左馬刻落ち着いて!銃兎さん、警官って事は無花果の部下ですか?」
銃)「!あなたは彼女を知っているのですか?」
銃兎さんは少し険しい顔をしてタバコを取り出した火をつけた。
「まぁ、友人というか同僚というか。職業上よく会いますね」
銃)「良ければ、あなたのことを教えてはもらえませんか?」
「えぇ、いいですよ」
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人間です - 面白い、好き、、、『甘い』ではなく『アハーンやウフーン』というところも (2020年12月6日 14時) (レス) id: 836661e0c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星鳴 | 作成日時:2019年8月24日 17時