16.大正ロマン ページ20
「ねぇ、幻太郎って大正とか明治が好き?」
幻)「どうしたんだい?いきなり」
幻太郎は目を少し見開き私を見た
「幻太郎の服って和洋折衷で良く小説家が着てるの資料で見たことあるんだ!素敵だね!」
幻)「ぁ…ありがとう…この服に触れられることがなかったから…」
ポカーンとした顔をしていた。日本人にとってはそこまで魅力的ではないのだろうか?
「私はドイツ出身だから、こういう2つの文化が綺麗に交わってるものを間近で見ることは無いから新鮮なのかな」
帝)「え、お前日本人じゃねぇのか?」
「日本人ではあるけど生まれも育ちもドイツなの。仕事でこっちに戻ってきたの」
帝)「へぇー」
乱)「何も言わずに出て行っちゃったから寂しかったんだからね!」
「あぅ…ごめんね、もう黙って出ていったりしないから」
乱数の頭を優しく撫でてあげると喜んでニコニコしていた。
帝)「乱数ずりィなー、なぁ俺も撫でてくれよー」
帝統が私の膝に頭を置いて撫でてくれと言ってきた。
「ハイハイ、(((ナデナデ」
幻)「帝統は、わっちという恋人がおりながら、Aの所に行ってしまうのでありんすな〜」
幻太郎が高い声で花魁みたいな喋り方で帝統を弄る
帝)「だったらお前も来いよ」
私に撫でられながら帝統が返す
幻)「そうでありんすね〜、わっちの撫でておくんなんし」
幻太郎が頭を差し出してきた。
なんか甘えたが多いねぇ
「よしよし」
幻)「まぁ、嘘ですけどね」
え?嘘?ナンジャトー!
乱数のチーム”FlingPosse”も個性派揃いだった。
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人間です - 面白い、好き、、、『甘い』ではなく『アハーンやウフーン』というところも (2020年12月6日 14時) (レス) id: 836661e0c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星鳴 | 作成日時:2019年8月24日 17時