10.居酒屋 ページ14
ーーー駐車場
私は寂雷の車の中に乗り込んだ。
寂)「Aさん、すまないが少し待っててくれないかい?2人に君が来ることを伝えなければいけないからね」
「うん、分かった。」
そう言ったあと寂雷は電話をしに離れていった。
寂雷のチームメンバーってどういう人なんだろう。元犯罪者〜とか自〇願望者〜とか私は宇宙人にアブダクション(誘拐されたり、何かされちゃうこと)されましたーとかじゃないといいなー…
そんなことを考えている間に寂雷が戻ってきた。
寂)「すまないね、二人とも了承してくれたよ。それじゃ、行こうか」
「そうなの?良かったー。それじゃぁ寂雷先生運転よろしく」
私と寂雷は寂雷のチーム”麻天狼”のメンバーのいるシンジュクの居酒屋に向かった。
ーーーー目的地
目的地である居酒屋に到着した。
私はドイツのような大衆酒場も好きだが、日本のようなこじんまりした居酒屋も好きだから内心ワクワクしていた。
「わー、ここが目的地かー。なんかここの建物ってあれみたい!あのーよ、吉本?んー?違うなぁ…吉野家!」
寂)「多分、吉原のことじゃないかい?」
「そう!それ!なんか花魁とか出てきそう」
私は以前、図書館で吉原や花魁などの資料を見たことがある。そこには綺麗な着物を着て化粧を施した女性達のモノクロ写真がたくさん載っていて、私もこんな格好してみたいなーと思ったことがある。
寂)「うふふ、残念だが花魁は出てこないかな、でもここは内装もとても美しいし食物も美味しいからきっとAさんも気にいると思うよ?」
「ほんと!?早く中に入ろっ!」
寂)「分かったから、落ち着いて」
私は興奮を抑えられず寂雷の腕を引っ張って店の中に入った。
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今回の話に出てきた居酒屋は本当に新宿にある炭火焼鳥居酒屋をモデルにしました!
私は東京に住んでないので行ったことは無いですが、東京に来たら絶対に行く店としてマークをつけています!
東京…行きたいです( ᵕ̩̩ㅅᵕ̩̩ )
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人間です - 面白い、好き、、、『甘い』ではなく『アハーンやウフーン』というところも (2020年12月6日 14時) (レス) id: 836661e0c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星鳴 | 作成日時:2019年8月24日 17時