第8話 ページ10
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フローラがユノに話しかけたのはもちろん四つ葉であったからであるが、もう1人目をつけていた者がいた。
それは……
ア「ぐぬぬぬぬ…… 」
呻きながら力を振り絞っているが、1mmも足が地面から離れていないアスタである。
貴『あの子、さっきヤミさんに殺されそうになってた子だ。それにしても、どうして少しも浮かないのかしら?』
貴『どんなにコントロールが下手でも、少しくらいは浮くはずなのに。まさか……魔力がないの?』
そんなことを推測したフローラは、隣で飛んでいるルイに声をかけた。
貴「ルイ、少しあの子の近くに行ってみてもいい?」
ル「あの子って…さっき師匠にシメられてたヤツ?」
貴「ええ。もしかしたらあの子、魔力が無いのかも」
ル「そんなこと、ありえるのか?」
貴「分からない。でも、確かめるだけ」
頷きあった2人はアスタに近づいていき、やはり魔力が無いということを確認したのだった。
貴「どういうことなのかしら?」
ル「分からん。だが、オレたちとは何かが違うのは確かだな」
貴「ええ」
そうして、一次試験は終わったのだった。
.
.
その後、魔法試験、魔力操作試験、創造魔法試験、進化魔法試験、を受験生は受けていった。
ウィ「それでは、次が最後の試験だ。実戦形式で行う」
「実戦……?」
「どういうこと?」
フエ「戦いだ!2人1組になりその相手と戦え!魔導書を使って攻撃して良い!」
貴『負ければ審査に大きく関わる、ということね』
フエ「我々は戦闘が仕事だ。お前たちの力を存分に示せ!」
ウィ「どちらかが降参するか、戦闘不能になれば試験終了だ。回復魔法が使える魔導士が待機しているから」
フエ「存分に戦うがいい!!」
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フローラ(プロフ) - イナイレ大好き人間さんありがとうございます!期待に応えられるよう、精一杯頑張ります! (2019年7月30日 20時) (レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ大好き人間(プロフ) - 面白いです!!天使ちゃんメーカーっていうのがあるんですか?凄いですね!めちゃめちゃ可愛いです!応援してます。更新頑張ってください! (2019年7月30日 19時) (レス) id: ab82cf2aec (このIDを非表示/違反報告)
フローラ(プロフ) - ありがとうございます!!!どんどん更新していきたいと思っていますので、皆様お待ち下さい! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 手書きのイラストじゃなくても凄く可愛くて綺麗ですよ。(*^O^*) (2019年7月20日 23時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - そうなんですね、、、それなら保存出来るかどうか分からないですけどやってみます。 (2019年7月20日 2時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フローラ | 作成日時:2019年7月18日 18時