___*光を纏うPrincess*___

第48話 ページ50

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シス「あの……アナタはもしかしてルイリヴィッヒさんですか？」





ル「はい……そうですが」







ルイがそう答えると、途端にシスターは嬉しそうに目を輝かせた。







シス「じゃあアナタがあの"フローラさん"の側近様なんですね！」





ユ•ク•ミ•サ「「「っ！」」」







いきなり出てきたその名前に、その場にいた全員が反応する。







ル「あの、確かにオレは彼女の側近ですが…どうして」







ルイが彼女に問おうとすると、泣き声が聞こえた。







神「ユノ！ユノじゃ〜！！元気じゃったか〜！？」







神父と子供たちがユノに気づいて駆け寄ってきたのだ。







神「よく帰ってきたボヘッ」







ユノに抱きつこうとした神父だったが、あっさりとユノに躱されて、そのまま転がっていく。







「ユノ兄、どうしたの？」





「スゲー！そのローブ！金色の夜明け団の！本物だぁ！」





「ユノ兄だ、わーいわーい！！」





「わーい！」





ル『随分と好かれていたんだな』







ルイはユノと教会の人々の様子を見て、そんな風に思っていた。





「ねぇねぇアスタは？」





「アスタは？」





シス「アスタとは連絡とってるの？」





ユ「いえ」







神父とサリムのゴリ押しで、教会でハージ村名産の何とかイモの料理を食べさせて貰うことになった。







シス「どうぞ、さぁさぁ」





サ「いや〜立派な教会ですね〜」





ミ「こんな小さな教会始めて見ました。可愛いですね！」





神「小さい！？」





ミ「おままごとの家みたいです！」





神「はいーー！？」






ル『相変わらずミモザのヤツの天然は変わってねぇーな』







そう思いながら、ルイ自身も教会の中に入っていったのであった。







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