第33話 ページ35
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そして翌朝、目を覚ましたフローラは自分のローブをつけて部屋から出た。
貴方「……?ここ、こんな作りだったかしら?」
昨晩は無かった位置に壁があったり、柱があったりしたのだった。
フローラが広間に行くと、バネッサがソファーに座りながらお酒を飲んでいた。
貴「バネッサさん、おはようございます」
バ「あら、フローラ。おはよう〜っていうか、もう朝なの?」
バネッサはまた昨夜から酔い潰れていたらしい。
貴「あのバネッサさん、手紙って自由に出していいんですか?」
バ「え?うんそんなの自由に決まってるでしょ〜じゃんじゃん出しなさい」
貴「はい、ありがとうございます」
フローラはそう返して懐から手紙を取り出した。
そして魔導書を開き、唱える。
貴「光魔法、『月光の使者』」
彼女の目の前に現れたのは一匹の月狼だった。
バ「えっ!?」
貴「月狼、この手紙をルイまでお願いね」
月狼の白く輝く毛並みを撫でたフローラは月狼に手紙を渡した。
そして月狼はそんな彼女の願いを聞き入れたかのように、窓から飛び出して行った。
バ「フローラ、アナタってやっぱりすごいのね〜」
貴「ありがとうございます、バネッサさん」
バ「あぁそうそう、マグナとアスタが、アジト内を走り回っていたのだけれど、今も走ってるのかしら?」
貴「ちょっと様子を見てきますね」
フローラはアスタとマグナを見つけるべく、アジト内を歩き始めた。
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フローラ(プロフ) - イナイレ大好き人間さんありがとうございます!期待に応えられるよう、精一杯頑張ります! (2019年7月30日 20時) (レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ大好き人間(プロフ) - 面白いです!!天使ちゃんメーカーっていうのがあるんですか?凄いですね!めちゃめちゃ可愛いです!応援してます。更新頑張ってください! (2019年7月30日 19時) (レス) id: ab82cf2aec (このIDを非表示/違反報告)
フローラ(プロフ) - ありがとうございます!!!どんどん更新していきたいと思っていますので、皆様お待ち下さい! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 手書きのイラストじゃなくても凄く可愛くて綺麗ですよ。(*^O^*) (2019年7月20日 23時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - そうなんですね、、、それなら保存出来るかどうか分からないですけどやってみます。 (2019年7月20日 2時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フローラ | 作成日時:2019年7月18日 18時