第30話 ページ32
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ふとアスタたちの方に目を向けると、最後の試練のようだった。
マ「炎魔法、『爆殺豪炎魔球』!死ねーー!!」
マグナから放たれた火の球がアスタに迫る。
貴『アスタ、頑張れ!』
フローラは思わずギュッと目を瞑り、手を握った。
「カキーン!」
貴「……え?」
フローラがゆっくりと目を開くと、そこには無事に立っているアスタの姿が。
ラ「わぁ!打ったよ打った!」
バ「スッゴーイ!」
フィ「新入団員を助けずに済んだの久々だなぁ」
貴『火の球を切るのではなく、打ったの!?アスタ、アナタはなんてスゴイの……』
フローラの瞳にうつるのは、団員たちに褒められながら嬉しそうにローブを羽織るアスタの姿で。
貴「っアスタ!」
思わずフローラは駆け出した。
ア「ん、フローラ?っぶ!」
フローラはアスタにギュッと抱きついた。
ア「えっ!?えっ、えーーーっ!?////」
貴「アスタ、本当にスゴイよ!本当にスゴイ!」
フローラはキラキラした瞳でアスタを褒めちぎっていたが、アスタはそれどころではなかった。
ア『く、苦しい……////』
フローラよりも背の低いアスタの顔は、彼女に抱きつかれている今の状態だとちょうど胸に突っ込む形になっているのだ。
ア「あ、あのフローラ、もう離れてもらっても……」
貴「まだダメーー!!」
その返答を聞くとともにもっと強く抱きしめられたアスタは顔を真っ赤にした。
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フローラ(プロフ) - イナイレ大好き人間さんありがとうございます!期待に応えられるよう、精一杯頑張ります! (2019年7月30日 20時) (レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ大好き人間(プロフ) - 面白いです!!天使ちゃんメーカーっていうのがあるんですか?凄いですね!めちゃめちゃ可愛いです!応援してます。更新頑張ってください! (2019年7月30日 19時) (レス) id: ab82cf2aec (このIDを非表示/違反報告)
フローラ(プロフ) - ありがとうございます!!!どんどん更新していきたいと思っていますので、皆様お待ち下さい! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 手書きのイラストじゃなくても凄く可愛くて綺麗ですよ。(*^O^*) (2019年7月20日 23時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - そうなんですね、、、それなら保存出来るかどうか分からないですけどやってみます。 (2019年7月20日 2時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フローラ | 作成日時:2019年7月18日 18時