第19話 ページ21
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ヤ「そりゃあそうだわな」
突然、ヤミさんの声が静まりかえった闘技場に響いた。
フィ「ヤミさん?」
ヤ「たとえ高い戦闘能力を持っていようが、それが得体の知れねー力じゃ、誰も手ぇ出さねーよな」
ヤ「なんやかんやで結局魔法騎士に求められるのは、魔力だ」
貴•ア•ユ「「「っっ!!」」」
その途端、ヤミから膨大な量の魔力が溢れ出したのだ。
禍々しいその魔力に、その場の皆が恐れた。
「な、なんだこれ!?」
ル『いつも思うが、師匠の魔力はとんでもねぇーな』
フィ「なっヤミさん!?」
そしてその状態のままヤミは下に降りてきた。
ア『と、とんでもない重圧!!』
ア『これが、騎士団長の魔力……!』
ヤミは鬼の形相でアスタの前まで歩み寄った。
ヤ「魔力のないお前なんざ、誰も欲しがらねー。これが現実だ」
ヤ「お前さっき、魔法帝目指してるとか言ってたなぁ」
ア「くっ……」
アスタは負けじと睨むが、ヤミのその眼力には勝てない。
ヤ「つまり、オレたち9つの騎士団長たちを超えるってことだよなぁ」
ヤ「今、オレの目の前でもまだ、魔力のない分際で魔法帝になるとほざけるか?」
なんと残酷な質問なのだろうか。
フローラとルイも思わず顔を顰めた。
ア「こ、ここで魔法騎士団に入れなくても、何度こけても、誰に何を言われようと、オレはいつか魔法帝になって見せます!!」
貴「っ!」
フローラはアスタのその予想外の返答に、驚いた。
貴『アスタ、アナタは……』
アスタのその言葉を聞いたヤミは、禍々しい魔力を消した。
そして
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フローラ(プロフ) - イナイレ大好き人間さんありがとうございます!期待に応えられるよう、精一杯頑張ります! (2019年7月30日 20時) (レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ大好き人間(プロフ) - 面白いです!!天使ちゃんメーカーっていうのがあるんですか?凄いですね!めちゃめちゃ可愛いです!応援してます。更新頑張ってください! (2019年7月30日 19時) (レス) id: ab82cf2aec (このIDを非表示/違反報告)
フローラ(プロフ) - ありがとうございます!!!どんどん更新していきたいと思っていますので、皆様お待ち下さい! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 手書きのイラストじゃなくても凄く可愛くて綺麗ですよ。(*^O^*) (2019年7月20日 23時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - そうなんですね、、、それなら保存出来るかどうか分からないですけどやってみます。 (2019年7月20日 2時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フローラ | 作成日時:2019年7月18日 18時