___*光を纏うPrincess*___

第16話 ページ18

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ウィ「以上で試験は終わりだ。それでは、番号を呼ばれた受験生は前に出てきてくれ」





シャ「その受験生の入団を望む騎士団長が挙手をする。挙手した団に入団するか否か、そして挙手した団が複数の場合に、どこの団を選ぶかは受験生の自由だ」





フエ「ただし、挙手する団が無い場合、魔法騎士団へは入れない」





ノゼ「早々に立ち去るがよい」





ル『相変わらずあの人、嫌味だなー』







ノゼルの冷たい物の言い方に、ルイは少し顔を顰めた。







「1番の受験生、前へ」





「は、はい！」







どんどん番号は呼ばれ、選別されていく。





挙手される人もいれば、されない人もいる。







貴『本当に残酷な試験ね……』





「次、150番」





貴「はい」







いよいよ、フローラの番である。







貴『私はやれるだけのことをした。悔いはないわ』





「希望者は挙手を」







フローラに手を挙げたのは、、、







全員であった。







ユ「っっ！！」





「マジか……」





「全員挙手！？」





ル「さすが姫だな」







皆が驚くのも無理はないだろう。







何せ全員挙手など過去にないことだったのだ。




.




.





ヤ『まあ、そうだろうな。あんな戦いを見せられちゃ、入れたくない訳無いよなー』







ヤミは、自分も含めて他の団長たち全員が手を挙げているのを見て考えていた。







ヤ『さあ、オマエはどこを選ぶ？』







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