第14話 ページ16
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ア「何てこと……」
ル「アイツ、ガチでキレてんな」
フローラは、綺麗に微笑んだ。
貴「アリア嬢。私がいつ、アナタに負けるなんて言いました?」
ア「え?」
貴「私は最初から、アナタに負けるつもりなどありません。それにルイは、私の側近です。誰にも渡しません!」
その笑顔のまま言い放ったフローラを、もはや恐怖の目で見つめるアリア。
貴「せっかくですから、見ていって下さい。本来ならこういうのは嫌いなんですけど、仕方がありません」
貴「私が、王族とアナタとの違いを教えてあげましょう」
ア「っっ!!」
フローラの周りには無数の光の矢が浮かんでいた。
フエ「何という魔力だ!」
ノゼ「新人の域を超えている!」
フエゴレオンとノゼルも、その魔力に驚いた。
ル『フローラ、今オマエの力を見せつけてやれ!!』
貴「光創生魔法、『光芒の流星群』!」
その途端、もの凄いスピードで光の矢がアリアに向けて飛んでいく。
ア「や、やめてーー!!」
辺りには衝撃音が響き、思わず人々は耳を押さえた。
「ど、どうなったの?」
「おい、あれを見ろ!」
その攻撃はアリアを避けるようにその周りを囲んで刺さっていた。
ア「ヒッ!」
貴「これで分かりましたか?アナタと私の違いが」
ア「え、ええ!分かりましたわ。教えて下さりありがとうございます!」
貴「分かったのならルイとは会わないで下さいね。会えば……私はあまり優しくありませんよ」
ア「は、はい!」
アリアは先程の意気込んだ様子とは一転して、すぐに会場の端にはけていった。
「何だあれ、格が違いすぎる!」
「どうやったんだよ、あれ?」
受験生たちは、今自分たちの目の前で起こったあり得ない魔法にただただ驚くばかりだった。
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フローラ(プロフ) - イナイレ大好き人間さんありがとうございます!期待に応えられるよう、精一杯頑張ります! (2019年7月30日 20時) (レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ大好き人間(プロフ) - 面白いです!!天使ちゃんメーカーっていうのがあるんですか?凄いですね!めちゃめちゃ可愛いです!応援してます。更新頑張ってください! (2019年7月30日 19時) (レス) id: ab82cf2aec (このIDを非表示/違反報告)
フローラ(プロフ) - ありがとうございます!!!どんどん更新していきたいと思っていますので、皆様お待ち下さい! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 手書きのイラストじゃなくても凄く可愛くて綺麗ですよ。(*^O^*) (2019年7月20日 23時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - そうなんですね、、、それなら保存出来るかどうか分からないですけどやってみます。 (2019年7月20日 2時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フローラ | 作成日時:2019年7月18日 18時