第10話 ページ12
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ウィ『あの魔導書……』
ヤ「ほぉ……」
ユ『お前に勝つのはオレだ。アスタ』
「あの剣、魔法か？」
「最果ての落ちこぼれじゃなかったのかよ」
「アイツ、さっき魔法帝って……」
ア「ざわざわうるせぇーー！！オレは魔法帝になるっつってんだ！文句あるかコラーー！！」
「バカか、アイツ？」
アスタの魔法帝になります宣言を聞いて、他の受験生は馬鹿にしたようにアスタを見た。
「早く引っ込めー！愚か小僧！！」
ア「誰が愚か小僧だ！！」
貴「さっきのは、魔法ではなくて彼の身体能力、なの？」
ル「ああ、そうみたいだな。でも、少なくともあの剣には何かありそうだ」
.
.
「おい、あれって……」
「サリム、じゃないか？」
「あの名門ハプシャス家の？」
サ「四つ葉に選ばれたと言っても、所詮君は貴族ではない。僕たち貴族と、身分と力の差を教えてあげるよ。もちろん、資産の差もね」
サリムとユノは並んで歩いてフローラ達の前まで来た。
サリムが、フローラに気づく。
サ「これはこれはフローラ様。今日もお美しいですな」
貴「…………」
サ「フローラ様、貴方のような方が四つ葉を持つのと、このような下民が持つのとでは大違いです。この私がそれをこの身をもって証明致しましょう」
サリムは、フローラの足元に跪き、その手に唇を落とした。
ル「っ、おい！」
貴「ルイ」
その様子を見て、サリムを咎めようとしたルイであったが、フローラはそれを制した。
貴「サリム殿。貴族として、恥じない行いをしてきて下さいね」
サ「ああ、ありがたきお言葉。完膚なきまでにこの下民を潰して見せましょう」
貴「……アナタにそれができるとは思わないけど」
サリムは満足そうにフローラの前から立ち去ったが、フローラのその冷たい一言は聞こえなかったらしい。
.
.
「では、始め！」
サ「この、サリムド・ハプシャスと戦えるだけで、名誉なことなのだよ。村に帰ったら、一生語り継げるだろう」
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フローラ(プロフ) - イナイレ大好き人間さんありがとうございます！期待に応えられるよう、精一杯頑張ります！ (2019年7月30日 20時) (
レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ大好き人間(プロフ) - 面白いです！！天使ちゃんメーカーっていうのがあるんですか？凄いですね！めちゃめちゃ可愛いです！応援してます。更新頑張ってください！ (2019年7月30日 19時) (レス) id: ab82cf2aec (このIDを非表示/違反報告)
フローラ(プロフ) - ありがとうございます！！！どんどん更新していきたいと思っていますので、皆様お待ち下さい！ (2019年7月20日 23時) (レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 手書きのイラストじゃなくても凄く可愛くて綺麗ですよ。(*^O^*) (2019年7月20日 23時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - そうなんですね、、、それなら保存出来るかどうか分からないですけどやってみます。 (2019年7月20日 2時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フローラ | 作成日時：2019年7月18日 18時
