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桃
さすがに変装もなしに街を歩くと、人だかりが出来るのは少しは知名度が上がったってことかな。
本当に学生らしかったのは一緒にプリを撮ったぐらいまでで、その先はたくさん声を掛けられた。
*「逃げよっか、望。」
桃「こうなったら、俺がお兄ちゃんたちに怒られるからな?笑」
いそいそと梅田からは逃げて、収録のあるスタジオに制服のまま二人で行った。
赤「お、学生らしいやん。卒業おめでとう、ふたりとも。」
*「ありがとう!じゃあ今日はシゲの奢りで焼肉でも食べさせてくださーい、ゴチです!」
赤「はぁ?誰が奢るか!淳太に頼め!」
変なテンションでそのままラジオ収録。
放送日に自分でも聞いたけど、あのシゲが引くほどテンションが上がってたから相当やと思う。笑
桃「ペンネームは白桃寄りの虹色ジャス民さんよりいただきましたぁ、」
*「シゲどんまい!」
赤「なにがや、」
桃「そろそろ卒業シーズンですね、小瀧くんとAちゃんの卒業エピソードが聞きたいです、との事ですが!俺たち本当に今日卒業しました!」
*「いえーい!卒業したよ!」
家でこのラジオ聞いてたら、ちょっと笑えてきた。
一か月前の俺ら、なんか若いなぁ、笑
桜が少し咲いてきた三月も終わりのころ、だんだんと仕事が増えてきて、ついにAは連続ドラマの出演が決まったと同時に上京した。
素直に格好いいなと思った。
と、同時に俺も負けてられないなって思いながら、コンサートのセットリストに目を向けた。
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春(プロフ) - さきさん» 初めまして。丁寧なコメントありがとうございます。2は加筆修正作業をまだしているので、パスワードを付けさせてもらっています。もうしばらく待っていただけると嬉しいです。すいません。 (2018年12月23日 17時) (レス) id: 9cacd0005c (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - 初めまして。ここで聞くのも失礼かと思いますが、僕らと彼女2を読みたいのですが、パスワードが分からないので、教えて欲しいです。 (2018年12月23日 15時) (レス) id: 764363980f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハル | 作成日時:2018年6月6日 11時