半 獣 人 間 。

△ ページ17

ﾍﾞｸ「か、、、彼氏？」





ﾁｬﾆｮﾙ「でも、居ないんじゃ…」








「ちょっと、何で来たの。」







聞いても答えない。


ジミンはただ、俯いて、震えていた。


何事かと


思わず、駆け寄ってしまう。





近くに行くと、気づいてしまった。



顔にも、手にも、赤い線……傷があって、

血がついていた。

髪もボサボサで。







何、、

どうしたの？






ジミンの容姿からは、ただ事じゃない雰囲気をかもし出していた。























「ジミナ…ジミナ、、大丈夫？」


























賑やかだった店が、シーンとなっていった。








JM「………て」







「え？」







JM「テ、ヒョンと、ｯ…ヒョン達っ、が…」






「…落ち着いて、大丈夫。…」







しゃくりをあげながら、苦しそうに話すジミン。











ｻﾅ「よ、よく分かんないけど！Aちゃん今日は上がって？」






「え、、いや、でも」






ｼﾞｮﾝｲﾝ「大丈夫〜、彼氏さん構ってあげなよ」







「っ…すみません、ありがとうございます！」








ジミンの手を引いて、人気のない場所へ連れていく。








JM「ぁ、、ｸﾞｽｯ…ﾋｯｸ……」






ずっと泣いていて、何を言ってるのか

さっぱり分からない。








JM「お、家ｯ…帰って、ｯ…ﾋｯｸ」







「え？」








JM「はや、くｯ…」






今度は、ジミンが私の手を引く。


走って、走って、走って、走って。



森に入って、我が家へ。




今更だけど家の場所森の奥って凄い。


















「ｯ、え、？……嘘、待っ、、て」










思わず、瞬きをした。










目に飛び込んできたのは、ガラスが割れていたり、

血が飛び散っていたり。





いつもは、小鳥が歌っているのに。



……動物一匹、、いる気配がない。





見るだけで、ただ事じゃない事が分かる。


















「ｯ…ジミナ、、どういう…事、、」











JM「ヒョンｯ…ヒョンがｯ…」









私達はまた、走った。



割れた窓ガラスから、体を入れた。



腕に鋭い痛みが走る。






















「い、、や、…いや、、待って…ユンギ、？ジン君…？皆…？」








声が、震える。



怖い。

























何で、皆倒れてるの？

△→←△

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す