半 獣 人 間 。

△ ページ12

YG「…ﾑｽ」





「…」

ユンギに嫌われたわ。



「ユンギ、」




YG「何、なんか用。」





「私の事嫌い？」






YG「好き。」





ユンギは、ザ☆猫。

常に眠そうで(ていうか寝てる)マイペース。

さっきみたいな、ツンデレ君だ。





「じゃあ何で無視するの？」





今はユンギの部屋に居る


朝起こそうとすると、私を睨んで無視する始末。












YG「…うるせ」






うん。悲しい。








「私行くよ？」




YG「嫌。」





「…」






何この子。

問題児。構ってちゃんだ。




耳はえてるし。

まじで何なの？

思春期？反抗期？オンマ悲しいわ！！←









「はぁ、」




部屋の隅に居るユンギに近づくと、俯いてすねている様子。


キャラ変してる。






「言わないと分んないじゃん？」





同じ目線になるように私も座る。

そっと撫でてやると、ビクンと驚いていて可愛い！！！←






YG「…言わねぇ」





「言って」





YG「嫌われる」





「嫌うわけないじゃん何言ってんの」




YG「……絶対だな？」





「うん。」




そう言うと、私の撫でていた腕を掴む。



…ん？



それは一瞬で。



ユンギの顔がドアップで視界に映った、

次の瞬間、唇に生暖かいものが触れた。




朝と同じもの。



ジョングクと交わしたキス。










「…キス……し、た？…」





固まってる私を真剣に見つめるユンギ。







YG「ジョングクが好きか？」




「、え」





YG「俺じゃダメなの」





「ユンギ…？」






YG「俺、お前が好きなんだけど。」





「…」






YG「ジョングクとがそんなに良かった？」





「何、言って…」








YG「……」





「…」






YG「ジョングクが好き？」





「分、からない」






YG「俺は？」




「…分からない」






分からない。

嫌じゃない理由が分からない。






YG「なら、覚悟して。」




「…ｯ」




頬に添えられる手に、ドキドキしてしまう。
















YG「嫌なら噛め」




「ふ、ぁ…ｯ…」





最初から私を乱すキスに頭が白くなる。

体の力が抜ける。


〜

コメントたくさんありがとうございます！
超嬉しいです！


亀更新ですみません…

今日からがんばります！！

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