37度目の人生 ページ42
『今日からここで悲鳴嶼さんが鬼殺隊に入るまで仮の家として私の家で一緒に暮らします。』
紗「Aちゃんもいるの?嬉しい!」
そう言って花のような笑顔で笑う紗夜ちゃん。
この笑顔を守れて良かった、本当にそう思った。
『というか皆は私の事嫌いになったんじゃないの?』
紗「えー?なんで?」
『だって…』
口篭ると、何かを察したように紗夜ちゃんが私の両手をぎゅっと握って、私よりも背が低いため見上げる形で目を合わせる。
紗「Aちゃんがお金盗んでないの、獪岳が教えてくれたよ。獪岳もね、ごめんなさいしてみんなちゃんと仲直りしたんだよ。」
『そっかぁ…私余計なことしちゃったね、ごめんね。』
紗「獪岳、すごく怒ってたよ!次あったら今度はAちゃんもごめんなさいしないとね!」
にこにこしながら一生懸命お話してくれる小さな身体。
それが無性に愛おしくなって頭を撫でた。
『そうだね、ごめんなさいしないと。』
紗「えへへ、Aちゃんの手、好きだなぁ」
そう言って擦り寄ってくる紗夜ちゃん。
もう、本当に可愛い。
『じゃあ、私は君たちの先生を呼びに行ってくるよ。』
子「え!先生!?わーい!やったぁ!!」
キャッキャッ笑いながらはしゃぎ回る子供たち。
『呼びに行っている間、好きな部屋を選んでいいよ。一人一部屋でもいいし、2人部屋にしてもいいし。好きなようにしてね。』
じゃあ行ってくるね、そう声をかけた時にはもう子供たちは家の中へと冒険にでていた。
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麗夜(プロフ) - 梅干し太郎さん» 好きですって言ってもらえてすごく嬉しいです!!はい!これからも頑張ってきますのでよろしくお願いします! (2020年5月12日 6時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - この作品好きです!頑張ってください! (2020年5月11日 17時) (レス) id: 15eefd5e4e (このIDを非表示/違反報告)
麗夜(プロフ) - 藍さん» はい!更新頑張ります!自分が書いた夢小説を面白いと言って貰えるのすごく嬉しいです!ありがとうございます (2020年5月4日 23時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
藍 - 更新楽しみにしています!面白かったです!! (2020年5月4日 22時) (レス) id: fbeba8bbe8 (このIDを非表示/違反報告)
麗夜(プロフ) - スノームーンさん!!こちらの作品も読んで頂いてるとは…!!嬉しさの極みです!こちらの更新も頑張るので是非読んでください! (2020年4月30日 1時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麗夜 | 作成日時:2020年4月16日 8時