FL:俺だけの ページ10
⚠ヤンデレ気味
.
BC「んじゃあ今日はここまでにするか!」
LK「あー今日も疲れたぁー」
HJ「今日はまだ早い方だし、どっか食べ行く?」
IN「なら皆で宿舎に出前取りましょうよジニヒョン、僕ピザ食べたいです」
朝からの練習が終わって、現在21時。
皆お腹ぺこぺこで、片付けをしながらわいわい騒いでる。
HN「ヤーヨンボギー、お前は何食べたい?」
FL「ん?ああごめん、僕今日も大丈夫だよ」
CB「まーた愛しの彼女ちゃんのとこか?」
FL「当たり前です」
ヤーこのベタ惚れヨンボギめ!とかいろいろ言われながらも皆俺を理解してくれてるから、無理に食事に誘ったりなんてしない。本当に俺を理解してくれている、良いメンバーだと思う。
じゃあ、と言いながら練習室を出る。
スマホを見れば、うん。ちゃんと居る。
FL「A、今日はいつもより早く帰れるよ」
画面に映る愛しい姿に安心して、少し歩くスピードを速めた。
.
この辺りではそこそこ良いと言われるマンションの最上階。そこが、俺とAの一番の居場所。
部屋のロックを開けて、鍵とドアチェーンをかける。荷物を置いてから鍵のかかった扉を、一応ノックしてから持っている鍵で開けた。
FL「A、ただいま。今帰ったよ」
『……ヨンボギオッパ、おかえりなさい』
FL「ちゃんといい子にしてたみたいだね、流石俺のAだ」
『うん……今日は、ご飯何にする?』
FL「そうだな、冷蔵庫の中身もそろそろ買い足さなきゃいけないし……今日は余ってる野菜で適当にスープでも作ろうか」
さあ、と手を差し出すとその手に少しの重みが加わる。それを確認してゆっくり引き上げて、Aの背中に手を伸ばしてチェーンを外した。
FL「今日もこうやってAと一緒にご飯作って、一緒にお風呂に入って、一緒に寝て、一緒に朝を迎えられるんだな……俺、本当に幸せ者だよ」
『うん……私もだよオッパ』
キッチンの電気の下で微笑むAは、儚くて綺麗で可愛くて、ああやっぱり、俺だけが知っている、俺だけのAだなって感じる。
外なんて危険だよ。その綺麗な顔が、心が、少しでも傷ついたり曇ったりしたら、Aは俺を見なくなるかもしれないでしょ?
人形のように微笑むAは、ずっと俺の声だけ聞いて、ずっとずっと、その目に映すのも俺だけ。
白い肌に映えるのは、俺かAのアカが一番。
それに白い肌を保つには、暗くないと。
FL「……ふふ、ねえA。晩ご飯は後にしてさ……」
アイし合おう。
286人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るぇもん(プロフ) - 細かくて申し訳ないのですがジソナではなくジソンアだと思います… (2022年7月12日 21時) (レス) @page22 id: 32736c39e3 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくlike(プロフ) - サラさん» ほんとですかまたまたお世辞がお上手なんだから、、、ちゃんと神作にできるように頑張ります、、! (2021年1月30日 19時) (レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - いちごだいふくlikeさん» プロフィール見ました!!プロフィールから漂う神のようなお話の予感…更新頑張ってください!! (2021年1月29日 22時) (レス) id: 1943299eac (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくlike(プロフ) - 1.0神無月さん» うわああ嬉しいお言葉本当にありがとうございます!!私自身まだ書けていないメンバーもいるので続き作ろうかな、と悩んでいたので嬉しいです!長編の方もありがとうございます!! (2021年1月29日 21時) (レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくlike(プロフ) - サラさん» お待たせしました!!!取り急ぎ開設したのでよければぜひお読みください!! (2021年1月29日 21時) (レス) id: 851fdc26ff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あすてい | 作成日時:2020年12月7日 15時