迷えるあなたに ｰStrayKidsｰ

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携帯をコタツに伏せて置いてから、リノの座っていた隣のスペースに移動して2人で並んで座る。一緒に動画を見る提案は即座に砕かれてじーっと見られる謎時間。

『……なんで私？』
LK｢Aが可愛いから｣

なんで聞いてくるの？と言わんばかりの顔で本当に飽きもせずに私を見つめ続けるリノに対抗するように私もリノをじーーっと見る。

やっぱり目大きいな。肌もめちゃくちゃ綺麗だし、何と言っても鼻筋が彫刻みたいに通っててラインが綺麗。

さっきまでずっと可愛いなって思ってたけど、リノって、かっこいいな。

『っ……』
LK｢あ、A照れてる｣
『照れてない』
LK｢俺見てかっこいいって思ってくれた？そういうこと？｣

耐えられなくて目を逸らした途端、面白がって顔を覗き込んでくるリノにかちんとくる。何がしたいのか分からない、四次元もいいとこの超絶マイペース男子なこいつが、悔しいけどほんとにかっこいい。

『かっこいいよ……リノはずっと』

顔の温度が上がるのを感じながらじろりと睨むと、何故か固まるリノ。

『……なんでそこで固まるの』
LK｢……急にそんな可愛すぎるの、ずるい｣
『え、何がずるいの？』
LK｢そういうとこ……いいよ、Aは知らなくて｣

はぁー、とため息をつくリノの耳は真っ赤で。

私、ちゃんと彼女だと思われてるみたいです。

LK｢……ん、ほら。一緒に動画見るんでしょ｣
『私じゃなくていいの？』
LK｢あーもう！Aはずっと俺の隣にいていつでも見れるからいいの！｣
『ふふ、うん。そうだね』

リノにくっついて一つのスマホを2人で見る。
腰に手が回って、ぎゅっと距離が縮まったから私は頭をリノの肩に置く。
あったかくて、甘くて、幸せな休日。

LK｢ね、A｣
『んー？』
LK｢……ずっと、こうしてようね｣
『……うん』

これからも、しばらく続きそうです。



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サラさんリクエストパート2ありがとうございました〜〜〜〜〜〜！！！！
なんかリノくんのお話長くなる病にかかってまして毎度長くなりますすみません……
またリクエストお待ちしてます！！！

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