すのかぞく。ぱーとよん。

番外編:お姫様。req ページ9

番外編:お姫様。yuki様req

樹side
文化祭当日。。
俺、田中樹には最大の使命があります。
それは、幼稚園からの幼なじみである深澤翔太を確保すること。
準備期間中に体調を崩して1週間近く学校を休んでいたけど、昨日のラインによると、調子は良くなったらしく、今日は来るみたい。

「あっ！！しょっぴー！！」
翔「うわっ！、おはよ、、びっくりした、。」
樹「おはよ。はい！確保！！」

折れそうなくらい細いしょっぴーの手を掴んで、指定された教室に連れていく。

翔「ちょ、樹、、まって、」

パッて振り返ったらしょっぴーの自由な方の手は胸に当てられてて、病み上がりだったって気づく。

樹「ごめん、大丈夫？苦しい？」
翔「いや、平気、ちょっとびっくりしただけ。」

指定された教室のドアを勢いよく開ける。

樹「深澤翔太お連れしました！！」
翔「えっ、なに、樹！どういう事だよ！！」

しょっぴーはクラスメイトの女の子達に囲まれて見えなくなる。

「樹くん、ありがと！！ナイスだわ。」
「やっぱり、翔太くんじゃなきゃ無理だったわ。。腕がなるね。」
樹「だろ？しょっぴー任せたわ。」
「おけ。うんと可愛くするから。」
翔「おい！じゅり！、、っえ、なに、、」

しょっぴーの怒る声は聞こえないふり。
女子にはさすがに抵抗できないもんね笑笑

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