チ ョ ン ・ ジ ョ ン グ ク 誘 拐 事 件

・ JK ページ10

J K s I d e








昨日はテヒョニヒョンの気の済むまで殴られた。









痛くて痛くて仕方がなかった。









そしてなぜか、僕の口の端が切れて血が流れてくるたび、テヒョニヒョンが顔を近づけてその部分を舐める。









涙も。









でも怖くて怖くて、舐められるたび僕はビクって震えてしまう。









テヒョニヒョンが殴り終わったのはいつだったっけ。








確か最後に「 お 前 は 俺 の も の 」っていってなかったっけ…。









僕はテヒョニヒョンのものじゃないのに…。









…Aに会いたい。









TH「ほら、朝ごはん。さっさと食べろ。









昼ごはんはドアの取っ手にかけとくから、取れ。









じゃ、いってくるから、大人しく待っとけよ。









…トイレに行きたい時だけ、この鍵を使え。









でも5分以内に戻らないと許さないからな。









監視カメラついてるから。









じゃあな。」








外着に着替えたテヒョニヒョンは僕の机に朝ごはんを置いて出ていった。









…朝ごはん少ないよ。









こんなのすぐに食べちゃうじゃん。









夜までずっと1人。









…ヒョン達に会いたい。









みんな今から仕事なのかな。









…僕も行きたい。









こんな所に夜までなんてなにしとけばいいの。









頬っぺたも痛いし、寂しいよ。









…Aヌナ元気かな。









あの時電話できなくてごめんなさい。









今も電話したいし、声が聞きたい。









…会いたい。









・









…誰か助けに来てよ。

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