チ ョ ン ・ ジ ョ ン グ ク 誘 拐 事 件

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J K s I d e








気づけば朝だった。








昨日の記憶はあれからない。







多分また、テヒョニヒョンにスタンガンで眠らされたのだろう。








顔とお腹には痣ができてる。







…痛い。









なんで殴られなきゃ行けないんだろう。








TH「あ、起きた？俺今から仕事行くから、





これ朝ごはん。テキトーに食べてて。」







上着を着たテヒョニヒョンが僕のベッドの前にある小さな机に朝ごはんを置いた。





JK「え…、僕も仕事行きたいんですけど…。」






TH「……あ？ふざけたこと言ってんじゃねーよ。






お前を BTSから消すためにここに閉じ込めてんだ。





…ここから逃げれると思うなよ？お前は一生ここで暮らすんだ。








じゃ、行ってくっから、…大人しくしてろよ？」








そういってテヒョニヒョンは行ってしまった。








……は？…仕事に行けない？








…もうヒョン達とも会えないの？








…そんなの…やだ…嫌だ…っ…！








なんで…なんで僕はずっとこんなところに…いなきゃ行けないんだ…。









…逃げなきゃ。









早くここから逃げないと僕殺されちゃう。









テヒョニヒョンが逃げんなって言ってたけど…、そんなこと聞くわけないだろ…。









・









テヒョニヒョンの家を飛び出して僕はずっと走った。









手首と足首の鎖を外すのに時間がかかったけど、






なんとか外すことができた。







…でもどこに行こう。








宿舎は危険だ。








テヒョニヒョンがわからないところに…。









・









この時逃げなければ、僕はまだ自由だったかもしれないのに。

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