チ ョ ン ・ ジ ョ ン グ ク 誘 拐 事 件

・ you ページ28

You side







ジミナに電話繋がらない。









…なんでだろう。









何かあったのかな。









prrrrrrrrrrrrr…









『…もしもしっ…！？』









JN「…もしもしっ！？Aジミナ見てない⁉」









『いや…みてないよ？…でもジミナに電話繋がらなくて…。…何かあったの？』









ジニオッパが慌ててる…、どうしたんだろう。









JN「そうなのっ…。テヒョナの部屋からっ…玄関の廊下にかけて…血が…血がところどころにおちてるのっ…！」









…嘘でしょ…⁉…血って…。









JN「もしかしたら…ジミナの血かもしれない…。

さっき…テヒョナと…ジミナが揉めてたんだ…テヒョナの部屋で…」









『なんで…ジミナの血だと…思ったの？』









JN「聞いたんだ…バチバチッて音がして…テヒョナが「おやすみ」って…言ってたんだ…。」









…嘘…









『じゃあジミナはっ……？ジミナは…どこにいるの…？…血が出てたって…』









JN「…わかんない。追いかけようとしたんだけどもう行った時にはいなくて…。




…大丈夫…ジミナは元気なはずだよ。









…ねぇ、もしかして…ジョングガ誘拐したのって……テヒョナ……なの？」









…どうしよう。









全部私のせいだ。









私が…ジミナにあのメールのことを…教えたから…ジミナが…ジミナが…。









『…かも…しれないけど……大丈夫っ…大丈夫だからっ…落ち着こう…。』









JN「…うん。とりあえず僕は辺りを探してみる。





Aも気をつけてね。」









『…うん。』









もし…ジミナが…。…だめだ…そんなこと考えちゃ…。









…なんでっ…なんでジミナと…ジョングクなの…。









…テヒョナなんか…テヒョナなんか嫌いっ…。









私は震えた手で携帯を取り出した。









そしてメールを開いて









【私はあなたが嫌い】









と、携帯の画面に涙がたくさんこぼれながらあのメールに返信をしてしまった。









この後何が起きるかなんてわかってたのに。









ガチャ









TH「A〜っ♪」









テヒョナの笑みは言葉に表せないほどに、、、黒かった。

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