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シ「スマブラ始める前に、話したい」

シルクの発言に頷き、
シルクの対面の座椅子にマサイと座る。

シ「今回の問題について考えた時、
あいつらの思い込みに気付いた。
…Aもわかってたんだろ?」


「…うん。
わたしは離れてたから見えてないと思ってたけど、
近くにいても見えてない部分はあるはず」

公表事件で話した、フィッシャーズの本質。
あの時、あの場所にいなかった彼らには改めて伝えるべきだろう。

シ「俺らが楽しいと思える事を、
バカみたいに笑いながら思い出に残していく。
それは離れてたAのためだけじゃなかった。
俺らの原点だった。
本格的に撮り出したきっかけがAだから、あいつらも勘違いしたのかもしれないな」

「ごめんね。2人がフィッシャーズの原点を忘れてるのかもって思ってたんだけど、
…なんか当事者のわたしから言い出し辛くて」

シ「確かにな。
まぁ、まずはそこもあいつらに話していく」


シルクが一度こほんと咳払いをし、真剣な眼差しになる。


シ「みんなやりたい事が違うのはわかってるけど、
フィッシャーズは8人全員で続けていきたい」

わたしとマサイも表情を引き締め、頷く。

シ「今はバラバラでも、なんとかまとめてみせる。
2人で俺を支えてくれ!」

マ「当たり前だろ」
「当たり前でしょ!」

同時に話すとシルクがふっと笑う。

シ「…ハモるなよ。笑 」


「当たり前のこと聞かないでよ」


マ「本当だよ。どうする?全員集めて話すか?」


シ「いや、俺が1人ずつ話す時間を作る」


マ「…酒でも飲んで一対一で話すのがいいかもな」


シ「酒が入るとお互い本音も話しやすいしな」


「俺にはお前が必要だ!ってちゃんと言わないとだよ?」


シ「それは…まぁ、ちゃんと伝えるわ」


シルクが少し照れくさそうな顔をしてる。


「課題についても、結局原点に戻るよね?」


シ「…そうだな。そこに足していく言葉は、全員で考えていきたいと思ってる」


マ「視聴者向けの言葉とか、テーマもあるし、考えて進める事がいっぱいあるな」


マサイの言葉にシルクは頷き、コントローラーを持つ。


シ「…とりあえず、今日はスマブラやろ?」

シルクside→←・



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設定タグ:マサイ , フィッシャーズ , Fischer's   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:にゃんこすき | 作成日時:2019年5月16日 17時

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