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ちょっと、なにこの子 ページ6
完全に、出遅れている感がある俺
テヒョナもジョングギも確実にヌナとの距離を縮めている気がする
JM「はぁ〜。」
JK「はぁ〜。」
思わず出た俺の溜息と重なる様に、隣から聞こえてきた溜息
JM「ジョングギ？」
JK「・・・。」
ぼーっとヌナを見ているジョングギ
例の腕時計をしたヌナが、テヒョナと楽しそうに話し込んでいた
JM「何を話しているのかな。」
JK「・・・。」
JM「おーい、ジョングギ。」
ジョングギの肩を揺らして声をかける
JK「ジミニヒョン、どうしました？」
「だから、あの二人が何の話しをしているのかなって。」
JK「あ、あぁ。ヌナ、楽しそうですね・・・はぁ〜。」
肩を落として落ち込んでいるジョングギ
ちょっと、なにこの子
朝から様子が変だと思っていたけれど、ヌナが原因だったわけね
JM「何かあった？」
JK「え？」
JM「ヌナと。」
JK「あのカツラ、もうかぶらなくていいんです。」
JM「そうなの？ならどうして、」
JK「それは俺が、そうした方がいいって言いました。」
JM「は？」
JK「だって見てくださいよ、これ。」
ジョングギから見せられたヌナの画像
TH・JM「可愛い。」
「でしょ。だからこそ、危険だと思いませんか？」
ヌナと話し終えたテヒョナが、いつのまにか俺たちの背後に立っていた
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作者名：薫
| 作成日時：2017年12月15日 0時
