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彼もまた恋をしているんだなぁ ページ34
JK「・・・。」
いやいや、この力具合起きてなきゃ無理でしょ
JM「甘えたキャラじゃないくせに。」
JK「ヌナは、別。」
体勢を変えることなく目を閉じたまま反論してくるジョングギ
ふと目に入ったヌナの耳元で光る青いバラのピアス
JM「ヌナ、そのピアス綺麗ですね。」
「ありがとうございます。」
ドアがノックされて、セブチのミンギュ・ジョシュア・ジョハン・ホシが訪ねて来た
ようやく起きたジョングギが、ミンギュと話している
JS「ヌナ、これどうですか？」
「似合っていますね。それを選んでよかったです。」
JM「ヌナがあげたの？」
JS「誕生日プレゼントにって、貰ったんだ。」
JM「バラのピアス、いいなぁ。」
「ジミンさん、バラ好きなんですか？」
そのいいなぁでは、ないんだけど
お揃いが羨ましいって意味なのに
JS「ふふっ(笑)」
「ジョシュアさん？」
笑うシュアに不思議そうにしているヌナ
ジョングギたちに呼ばれて、俺たちから離れた
JM「鈍感な人が相手だと、本当に大変だよ。」
JS「お互い、苦労するね。」
JM「意外と無防備だし。」
JS「ライバルが多いし。」
JM「そうそう、至る所にいるし。」
JS「気持ち伝えても、伝わらなさそう。」
JM「冗談で済まされそうだよね。」
JS「そうなんだよなぁ。」
そう言ってヌナを見つめるシュアの視線が切なくて
あぁ、彼もまた恋をしているんだなぁって思った
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作者名：薫
| 作成日時：2017年12月15日 0時
