絶賛グク様の説教中ですよ ページ14
お風呂から戻ってくると、グクがベッドの上で胡坐をかいていた
えーっと、そこ、私のベッドですよね
視線で促され、グクと向き合う様に正座をしている私
JK「さ、ヌナ。話しましょうか」
グクの笑顔―――こ、怖い
ジミンめ〜、余計な事をバラすから
おかげさまで、絶賛グク様の説教中ですよ
JK「今までと同じにって、言ったよね。」
「はい。」
「カツラをかぶったままいる事は、難しいこと？」
「いいえ、難しくありません。」
JK「ねぇ、わかってないの？俺が、今までと同じにって言った意味。」
「自分たちと一緒に居るなら素顔をさらけ出されるより、カツラ姿の方がマシって意味でしょ？」
JK「パボ、違うし。それで機嫌が悪くなったの？」
「うっ。」
JK「ヌナのパボ。」
物凄い目力で睨まれた
JK「今日みたいに、変な男が寄って来たら困るからって意味だよ。俺たちが、いつも一緒に居られるわけじゃないし。」
「もしかして、私を心配して言ってくれたの？」
JK「はぁ〜、パボ。」
さも当然みたいな顔をしているグクに、何回パボって言われた？
「だって、そういうことは、ちゃんと言ってくれないとわからないよ。」
JK「はい、はい。ところで、そこに飾ってあるやつってクリスマスマーケットで売っているクッキー？」
軽く流された後、話題転換してきたグク
「うん。先週、行って来た。」
JK「一人で？」
「ううん、休みが合ったジスと一緒に行ってきた。」
JK「ふ〜ん、シュアヒョンと。」
ヨーロピアン・クリスマスマーケット→←あの目は好意を寄せているとういうより
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作者名：薫
| 作成日時：2017年12月15日 0時
