無邪気に笑うジョングクさん ページ9
JK「お待たせして、すみません。」
KI「謝らなくていいよ。勝手に待っていたのは、こっちだし。」
BK「グク、どれだけ夢中なんだよ。」
軽く深呼吸をして、ミニ写真集をジョングクさんに差し出した
「どうぞ、お持ち帰り下さい。」
JK「これっ。」
受け取った物を嬉しそうに眺めている
JK「いいんですか?」
「はい。」
JK「ありがとうございます。すごく嬉しいです、ココロさんの作品が大好きなので。」
バッと顔を上げて無邪気に笑うジョングクさん
至近距離でイケメンに笑いかけられたら、誰だって顔が赤くなるわ
私たちを見て、クスクス笑っているカイたち
JK「あの、日本でカフェの店長をされている南さんをご存知ですか?」
「はい、存じ上げております。」
JK「その南さんから伝言を預かっていて「もう一度会えたけど、どうする?」って、ココロさんに伝えて頂けますか?」
「・・・あ、はい。かしこまりました。」
ジョングクさんに、じっと見つめられる
もしかして、私が付き人の成瀬Aだってバレたのかなぁ
JK「あの、」
ベクオッパが、何か言いかけたジョングクさんの言葉を遮った
BK「グク、帰ろうか。」
JK「あ、はい。閉館時間に気づかなくて、すみません。」
「いいえ、大丈夫ですよ。ご来場、ありがとうございました。」
楽しそうに帰って行く皆の後ろ姿を見送る
ジョングクさんの無邪気な笑顔を見たのは、初めてだな
普段見られないジョングクさんを知れたのは、ちょっと嬉しく感じた
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作者名:薫 | 作成日時:2017年12月4日 13時