ヌナの休日 ジョングクｖｓジミン ページ40
ヌナが鼻唄交じりにキッチンで調理している
JK「ヌナ、何しているの？」
「ユンギの夜食を準備中。」
JK「それにしては、ご機嫌な様子だね。何かイイことあったの？」
「明日ね、釜山に行くの。」
JM「釜山に？」
「うん、楽しみ。」
JK「俺も行きたい。」
「グクも？」
JK「俺、釜山出身。案内するよ？」
「今回は、大丈夫かな。」
JK「でも、」
「出来た。じゃ、ユンギの所へ行ってくるね。」
慌てた様子で、キッチンから立ち去ったヌナ
怪しい・・・
JK「誰と行くつもりだろう。」
JM「ヌナー、いる？」
そこへ、ジミニヒョンがやって来た
JM「ジョングギ、ヌナ見かけた？」
JK「ユンギヒョンの所に行きましたよ。」
JM「そっか。帰ってきたら、相談しようかな。」
JK「何のですか？」
JM「え、あぁ、ちょっと。」
慌てて自室へと戻って行ったヒョン
こっちも怪しい・・・
JK「ははぁ〜ん、そういうことか。」
釜山の案内人をジミニヒョンにお願いしたわけね
すぐに俺は、ヒョンの部屋を訪ねた
JK「ジミニヒョーン。」
俺がいきなり抱きついてきたものだから、焦っているジミニヒョン
JM「グ、グギ。どうしたの？」
JK「明日、一緒に出掛けませんか？」
JM「あ、明日？！」
JK「都合悪いですか？」
上目遣いで、ヒョンのことを見上げる
JM「えーっと、そのう。」
JK「・・・そうですか。」
ヒョンから離れて、しゅんとした様子で部屋を出て行こうとした
JM「ちょっと待った。」
にやけそうになるのを堪えて振り返る
JK「なんですか。」
JM「明日、釜山へ一緒に行かない？」
JK「でも、いいんですか？」
JM「うん、ジョングギも一緒の方が楽しいし。」
JK「それじゃ明日は、ヌナとヒョンと俺で楽しみましょうね♪」
にこっと笑いかけた俺に、ハッとするヒョン
JM「まさか、ジョングギ！！」
ジミニヒョンの叫ぶ声がしたが、そこは聞こえない振り
俺は、自室でヌナの帰りを今か今かと待った
自分用に同じパーカーも忘れず買った→←俺もあんな風にあの瞳に映されたい
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作者名：薫
| 作成日時：2017年12月4日 13時
