カイとベクオッパ ページ3
「ベクオッパだ。」
EXOのメインボーカル・ベッキョンこと、ベクオッパ
スタッフとして参加していた時、カイと一緒に気にかけて仲良くしてくれた人
KI「ヒョンも呼ぼうよ。」
「うん。お店で待ち合わせがいいよね？」
KI「そうだな。」
「楽しみ♪」
連れて来てもらったお店の個室へと通された
BK「A、久しぶり。」
にこにこ笑顔で迎えてくれたベクオッパ
「オッパァ〜、会いたかったです。」
BK「元気だった？」
「はい。オッパは、元気でしたか？」
BK「うん。A、あげる。」
向かいの席に座ると、可愛くラッピンングされた物を渡された
「ありがとうございます。」
BK「開けてみて？」
ラッピングの中身は、私が欲しいって言っていた物
こげ茶のファーポンがトップに付いた、赤のリブニットキャップ
「こ、これ。オッパ、すごく嬉しいです！」
BK「お礼は、ポッポでいいよ♪」
頬を指さしながら、ポッポを催促してくるオッパ
カイが、私とオッパの間にメニュー表を
KI「ヌナ、どれを頼みますか？」
二人きり以外では、私をヌナ呼びで敬語を使うカイ
理由はよくわからないけど、これがカイ的にツボらしい
BK「たくさん食べろよぉ、俺の奢りだ！！」
「オッパァ、ありがとうございます。」
KI「ありがとうございます。」
美味しいお肉やお酒をたくさん戴いて、お腹が満足し始めた頃
BK「なぁ、A。何を悩んでいるの？」
「え？」
KI「ずっと浮かない顔、していますよ。」
「・・・。」
BK「俺たちには、言えない？」
テーブルの上に乗せていた手を優しく包み込むオッパの手
意を決して、今日のことを二人に包み隠さず話した
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作者名：薫
| 作成日時：2017年12月4日 13時
