・・・帰って来ないのかな ページ44
ジミニヒョンから見せてもらった女性の画像
ヒョンたちは、単に綺麗なお姉さんが現れた程度の驚きだろうけど
俺にとったらそれどころじゃない
もし、個展会場で会った女性と日本のカフェで会った女性
どちらもAヌナだったとしたら・・・
JK「ヌナ、遅いですね。」
RM「そういえば、まだ戻って来てないな。」
JH「マネヒョンの呼び出しって、何だろうね。」
早く戻って来ないかな、いろいろ聞きたいことがあるのに
しばらく待っていても、楽屋へ戻って来ないヌナ
JN「ジョングギ、落ち着け。貧乏ゆすり、止めて。」
JK「あ゙ー!!」
俺の雄叫びに、ヒョンたちがビクッと体を震わせた
撮影が終わって、急いで楽屋へと戻って来たけれど―――いない
もしかしたら先に宿舎へ戻っているのか思って帰宅したけど―――いない
いい匂いがしてこなくて、ひんやりと暗くて、迎えてくれる人もいなくて
久々だな、こんな寂しい宿舎へ戻って来たのは・・・
JK「・・・帰って来ないのかな。」
誰も口を開かず、各自の部屋に戻って行った
ガッシャーンって物凄い音がキッチンからして、慌てて駆けつけた
JK「Aヌナ?」
リ「残念でした。私よ、グク。」
TH「そこで、何をしてるの?」
リ「決まってるでしょ、晩ごはんの準備よ。」
JM「そんなこと、しなくていいよ。」
リ「どうして?食事は、私の仕事だし。」
ヒョンたちが、ぞろぞろとやって来た
SG「さっきの凄い音、なに?」
JN「え、リンちゃん?」
ピリピリした空気に包まれるキッチン、玄関のドアが開く音
JH「Aヌナが、帰って来たのかも。俺、見てきますね。」
RM「俺も行ってきます。」
玄関へ向かったホビヒョンたちと一緒に来たのは、マネヒョンだった
707人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:薫 | 作成日時:2017年12月4日 13時