マンネラインも制覇したな ページ41
練習したコメントが上手く言えて、メンバーに褒められて上機嫌な俺
楽屋に戻って来たら優しい笑顔で迎えてくれたAヌナ
JM「Aヌナー。俺、上手に言えていましたか？」
「すごく、上手でしたよ。」
にこにこ笑い合っていると、俺たちに向けられる視線
テヒョナとグギは嬉しそうな顔、ヒョンたちは驚いた顔
俺が今、ヌナ呼びして笑いかけたからだよね
JM「ヌナが、俺の練習につき合ってくれたおかげです。」
「私は少しお手伝いしただけで、ジミンさんの頑張りです。」
JM『ありがとうごじゃました。』
『どういたしまして。』
日本語でお礼を言うと、日本語で返された
「今の日本語、ちょっと惜しいです。」
JM「え、どこですか？」
「『ごじゃました』じゃなくて、正しくは『ございました』です。」
JM『ありがとうございました。』
「正解です。」
JH「ちょっと、そこのお二人さん。さっきから、何なの？」
JN「ジミニのコメント練習に、付き合ってくれたらしいよ。」
RM「それで、仲良くなったのか？」
JM「はい、もうすっかりです。」
SG「これで、マンネラインも制覇したな。」
ユンギヒョンがヌナを見て、ニヤッって笑った
楽屋のドアが開いて、入って来たリンちゃん
リ「ジミン、日本語上手だね。」
JM「Aヌナに習って、勉強したから。」
リ「Aヌナねぇ・・・。英語だったら、教えられるから言ってね。」
RM「大丈夫だよ、俺がいるから。」
リ「あぁ、そうでしたね。」
携帯を確認したリンちゃんが、慌てて楽屋から出て行った
それを確認して、ジョングギが大きく息を吐いた
JH「ジョングギや、大丈夫？」
JK「はい。」
あれ以来、ジョングギの女性への苦手意識が強まった気がする
ジョングギの件、マネヒョンの耳に入ったはずだよな
ならどうして、リンちゃんはまだ俺たちと一緒にいるのかな
彼女が何を考えているのかわからない・・・
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作者名：薫
| 作成日時：2017年12月4日 13時
