例え外見が変わってもって、何? ページ40
TH「・・・Aヌナ?」
目を擦りながら、ふらふらこっちへ来た
「テヒョン、どうしたの?」
TH「水、飲みに来た。ところで、こんな時間に二人で何してるの?」
思わず、Aさんと顔を見合わせる
JM「ふっ、デジャヴ(笑)」
「ふふっ(笑)」
TH「何が可笑しいの?」
「ううん、何でもないの。」
TH「ふーん。で、それジョングギ?」
テヒョナの視線が、Aさんの膝に向けられた
TH「ズルい、俺も。」
「ここで寝るなら、ブランケット持って来て。」
TH「取ってくる。」
「人数分ね。」
JM「すみません、本当に。」
「なんか楽しくないですか、こういうの。」
JM「・・・。」
「ジミンさん?」
JM「テヒョナやジョングギがAさんを慕う気持ち、今ならわかる気がします。今まで失礼な態度をとって、ごめんなさい。」
ジョングギの髪を優しく撫でながら、自分の気持ちを伝えていく
「最近の私、皆さんに謝られてばっかりです。」
JM「皆、本当のAさんを知ったからだと思います。」
「本当の私・・・。」
そのまま黙って、俯いてしまった
JM「Aさ、」
TH「持って来た。」
グギにブランケットを着せた後、俺を押しのけて隣に座ったテヒョナ
TH「俺たちは、外見関係なくAヌナだからいいの。例え外見が変わっても、俺たちの気持ちは変わらないから。ね、ジミニ。」
例え外見が変わってもって、何?
テヒョナが言う事だし、どういう意味かわからないけれど
JM「変わりません。」
TH「大丈夫だよ。」
テヒョナがにこっと笑いかけると、Aさんが笑い返していた
JM「俺も、Aヌナって呼んでもいいですか?」
「はい。」
JM「タメ口もいいですか、テヒョナたちみたいに。」
TH「宿舎限定だぞ。ね、ヌナ。」
「うん。」
JM「俺もここで寝ようかな。」
ラグに寝転がった途端、眠気に襲われてぐっすり寝てしまった
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作者名:薫 | 作成日時:2017年12月4日 13時