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本当のことを言うべきか否か ページ31

JM「今までのご飯を作ってくれていたのって、」

RM「Aさん。」

JM「もしかして、洗濯や掃除もですか?」

JH「Aさん。」


「ちゃんと周囲を見なさい」って言葉が突きつけられる
見るからに落ち込んでいく俺を励ます様に、ジンヒョンが優しく肩に手を置いた


JN「気づいたのなら、行動に移せばいいと思うよ。」

SG「お前たちがすべきことは、一つだろ?」

JM「はい。」

JH「さ、食べよう。冷めないうちに。」


リンちゃんがリビングに来て、Aさんからドライヤーを奪っていた


リ「テテ、私がやってあげる。」

「ジョングクさん、起こしてきますね。」


そう言って、リビングを出て行くAさん
大丈夫かな、俺が行けばよかったかも
しばらくして、やっぱり不機嫌そうなジョングギがやってきた


JK「おはようございます。」


俺たちと挨拶を交わすと、朝ご飯を黙々と食べ始めた
美味しいご飯で、ジョングギの機嫌がよくなっていく


JK「リンさん、今日の朝ごはんも美味しいです。」

リ「ありがとう、グク。」


今、このタイミングで本当のことを言うべきか否か
ヒョンたちが食事を終えて、口々にAさんに「美味しかった」と声をかける
その様子をぽかーんと見ているジョングギ


JK「ジミニヒョン、どういうこと?」

JM「あとでな。Aさん、朝食ごちそう様でした。」

「薄味じゃなかったですか?」

JM「全然、いつもの味で美味しかったです。」

「良かったです。そうだ、ジミンさんにこれを。」


手渡されたノド飴に驚く。どうして、わかったんだろう


「声、ほんの少しだけ掠れていますよ。気をつけて下さいね。」


ヒョンたちに気づかれていないから、大丈夫だと思ったのに


JM「ありがとうございます。」

「あと、水分補給をしっかりとして下さい。ジミンさん、摂取量が少ない気がしました。」

JM「気をつけます。」


さっそく貰ったアメを口の中に放り込むと、優しいミルクの味がする
そんな俺たちの様子を黙ってじっと見ているグギ
そこへ、リンちゃんから逃げ出してきたテヒョナがやってきた


TH「お腹空いた。」

「テヒョンの朝ご飯は、こっち。」

TH「Aヌナ、ありがとう。」


二人の会話に目を大きく見開いて驚いている
俺の方を見て、何か言いたそうにしているグギ
ま、その気持ちわかるよ
昨日までのテヒョナと大違いだもんね

今まで、ごめんなさい→←いつもの味だ、おいしい



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設定タグ:防弾少年団 , BTS , ジョングク   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2017年12月4日 13時

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