用事があります組 ページ16
意気込んだ収録は、早く帰りたい俺たちによって進んでいく
順調に終わると思えたが、ここでアクシデントが発生する
JK「このコーナーで、終わりなのに。」
機材不備で曲が流れず、ダンスやボーカル対決が出来ないらしい
その為、スタジオ内でもう30分以上待機している
スタッフさんに時間を確認すると、17時30分を過ぎたところだった
これって、長引くパターンじゃないの？
BK「これ以上、待てないよ。」
KI「そうですね。」
ガタッと音がして隣で立ち上がったベクヒョンとカイヒョンが、マネの所へ向かった。
俺もマネヒョンを見た。ミンギュやジスヒョンも、自分のマネを見ている
3グループのマネヒョンとスタッフが話している
時間は、一刻一刻と過ぎてゆく
スタッフからの謝罪後、本日の収録が終わった
時刻は17時45分、挨拶を素早く済ませて急いで着替える
マネヒョンにもう出ると伝え、タクシーを捕まえた
BK・MG「「グク、待って。」」
同じタイミングで出て来た、用事があります組
停車しているタクシーをヒョンたちに譲って、すぐ別のタクシーを捕まえた
そこに、ミンギュたちと相乗り
JS「ここに向かって下さい。」
その場所って、俺と同じ行き先だ
MG「グクの行き先は？」
JK「同じ場所。」
MG「この展示会？」
ミンギュが、展示会の案内を見せてきた
JK「そうこれに行きたくて、急いでた。」
MG「同じ理由だったんだ。」
JS「グク、誰の展示を見に行くの？」
JK「ココロさんです。」
JS「僕たちもだよ。」
タクシーが停車して、慌てて降りる
MG「あれ、ヒョンたちじゃない？」
全員同じ場所が目的だったなんて、驚いている場合じゃない
カイヒョンたちと知り合いらしき女性が、受付と展示場所まで案内してくれた
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作者名：薫
| 作成日時：2017年12月4日 13時
