１０ ページ11
♡
「__オイ！！澪！！」
「……かつき…？」
「！お前、いつまで寝てやがンだよ！」
ここどこだろう
ってか私今まで何して……
あっそうだ、確か敵に捕まってたんだっけ…？
「あの敵ヤローはオールマイトが倒した。…ここはお前の家」
「そうだったんだ…。もしかして、勝己がおぶって帰ってきてくれたの？」
「たりめーだろーが、だってお前起きなかったろ、」
はぁ…と勝己は息を吐いた
ほんのちょっとだけ、目に涙がにじんでいた。
「…心配してくれたんだ？」
「何当たり前のこと言ってやがんだばーか、」
よしよし、と勝己の頭を撫でるとちょっと落ち着いた顔になった。
敵に捕まったことが、相当悔しかったんだろうなぁ。
「…俺は、お前を助けてやれなかった、」
「うん」
「……だから、今度はちゃんと守る」
「うん」
「お前を守るヒーローに、なってやる」
「期待してる」
うん、勝己への言葉はこれで十分だ。
もう乗り越えただろうから。
「…そういえば、帰らなくていいの？」
「いい。泊まる」
「あーはいはい、泊まるのね…。……泊まる！？」
「あ？」
「え、なんで！？」
「お前親いねぇんだろ、しばらく」
「…あ」
そういや、お母さん今日から出張だった。
お父さんは元々いないし。
「心配ありがと、でも私１人でもやっていけますんで」
「ババアに言ってきたしちゃんとお前の親にも許可得てるわ」
「ホントに１人で大丈夫なんですが…」
「文句あるか？」
「ないです」
敵に襲われたからって、ちょっと不安になってるのかな？
可愛いヤツめ…。
…それしてもお泊まりなんて、小学校以来じゃん。
「何食いたい」
「チャーハン。勝己の作ったチャーハン美味しいから」
「うめェのは当たり前だ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 371人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
櫻ノ院 小汰楼(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます！これは点数ではなくて試合に勝った数です！分かりにくい書き方ですみません！(^^; (2020年3月1日 19時) (
レス) id: 3e5cd7570c (このIDを非表示/違反報告)
もも - あの、バレーって24か25点マッチでは…??3対0で勝っていたので少し気になりました。 (2020年3月1日 7時) (レス) id: de89713847 (このIDを非表示/違反報告)
櫻ノ院 小汰楼(プロフ) - きなこ餅さん» コメントありがとうございます！好きと言っていただけてとても嬉しいです！ (2020年1月30日 21時) (レス) id: 3e5cd7570c (このIDを非表示/違反報告)
きなこ餅(プロフ) - こういうのめっちゃ好きです！続き楽しみに待ってます！！ (2020年1月30日 20時) (レス) id: 349b1bb88e (このIDを非表示/違反報告)
櫻ノ院 小汰楼(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます！ハイキューは知っていますが内容は深く追えていないので、同じ名前の学校があるとは知りませんでした(^^;)指摘ありがとうございます、早急に変えさせていただきます！ (2020年1月30日 17時) (レス) id: 3e5cd7570c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：櫻ノ院 小汰楼 | 作成日時：2020年1月27日 20時
