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小瀧さんと付き合ってから2週間くらい経った頃。
あの日以来小瀧さんはお仕事が忙しくて
会えてない。
寂しいなぁと思いつつ、働いていると
ガラガラと扉が開いて、
そこには待ち続けた人の姿が。
「小瀧さん！」
「久しぶりやな、Aちゃん」
「お仕事お疲れ様です」
「Aちゃんもな」
嬉しくてお客さんと店員っていうことも忘れ
ひたすらニヤニヤしてしまう私。
大将が「早よ案内してあげ」って言うまで
入り口で話し込んでしまった。
小瀧さんをカウンターに案内して
相変わらずお店は暇なので
私もカウンターで小瀧さんとお喋り。
でも数分すると違うお客さんが来店して
あまり小瀧さんの所には行けなかった。
『生2つとハイボール、あとレモンハイください』
「はーい」
『あと、お姉さんの連絡先教えてよ』
「…え」
『おいお姉さん困ってんじゃん(笑)』
『いいじゃん、可愛いんだし』
「……失礼します」
若めのサラリーマンが4人、
ダル絡みされて逃げようとすると
その中のしつこそうな人に腕を掴まれて
『照れて逃げようとするとこも可愛いなぁ！』
「あの、…離してください」
大将に助けを求めようと思っても、
厨房からは見えにくい位置。
『連絡先教えてくれたら離してあげる』
「っ……。」
すると突然、私を掴んでいた男の腕が
第三者によって強制的に離される。
「困ってるんで、辞めてあげてください」
『何？誰お前(笑)』
『この人、どっかでみたことない？』
『あ！あれだよ、この前テレビ出てた！』
『お前、芸能人なん？』
「……とにかく、みっともない会話聞いてて気分悪いんで。あんまり虐めんといてあげてください」
そう言って足早にカウンターに戻る小瀧さん。
芸能人って………。
「の、飲み物すぐお持ちします……。」
それから変に絡まれることなく、
その人たちは早めに帰っていった。
「小瀧さん、さっきはありがとうございました」
「ほんま、危なっかしいな(笑)」
「……。」
「…芸能人って気にしてるん？」
「……え」
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みなせ - 更新待ってます！ (2020年5月15日 15時) (
レス) id: 4522d5b6a9 (このIDを非表示/違反報告)
青ジャス民 - 藤井流星君バージョンも作ってください！ (2020年3月27日 21時) (レス) id: 962a10ed3f (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - あさ、さん» 嬉しいです、、ありがとうございます！！ (2020年3月26日 14時) (レス) id: 18944cc08c (このIDを非表示/違反報告)
あさ、(プロフ) - 面白かったです(^o^)はまちゃん出たときはおもしろくて笑いました。これからも応援しています (2020年3月26日 11時) (レス) id: 588c716fc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな | 作成日時：2020年3月26日 2時
