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- 小瀧side
それから週に一回のペースで
その居酒屋に通っている俺。
Aちゃんは働いてたり休みだったり…。
そして通い始めて2ヶ月くらい経った頃
「いらっしゃ…あ！小瀧さん！まいど〜！」
ドアを開けるとAちゃんの声。
「どーも。今日は出勤なんやね」
「来月授業料払わなきゃ行けなくて、今月はたくさん働くんです〜」
「…授業料？」
「あれ、言ってませんでしたっけ？私大学生なんですよ」
「自分で払ってるん？」
「んーまあ、家庭が裕福じゃないので」
頑張り屋さんやなぁと思いながらお酒を流し込む。
今日は俺の他にお客さんは居なくて、暇そう。
「今日お客さん少なすぎへん？」
「ど平日ですからねー。小瀧さんは仕事終わりですか？」
「そやで」
「サラリーマン…？」
「え、…そう見える？」
「いや、モデルさんとかやってそうだけどモデルがこんなお店来ないな〜っておもって」
「はは、ある意味正解やで」
「え？モデルさんなの！？…ですか？」
「んー、内緒」
もう、っと頬を膨らむAちゃん。
アイドルなんて言うたら構えてしまうかな、
なんて考えたら怖くて言えなかった。
そしてお店が余程暇なようで、Aちゃんは
俺の隣の席に座って会話をしていた。
すると、厨房から大将がでてきて
大将「今日はえらい暇だねぇ…Aちゃん、もう上がっていいよ。なんならこのお兄ちゃんと一緒に飲んでてもいいし」
「…え！いいんですか？」
大将「…暇だしなぁ。」
「…じゃあ、お先に上がります！」
そう言ってスタッフルームに入るAちゃんを
目で追っていると
大将「なんや兄ちゃん、Aのこと好きなんか？」
「…え、」
大将「ははは、顔に書いてあるぞ」
「……ほんま、ですか」
大将「いい子だから、大事にしてやってな。」
「…まだ付き合えるか分からへんですけど…」
そう言うと「応援してるぞ」って下手なウインクをする大将。
そしてAちゃんがスタッフルームから戻ってくると、
大将「Aも飲んで行き、売上に貢献してや」
「…そんなお金持ってないですよ！？私」
大将「はは、冗談や。…まあでもこのお兄ちゃんも話し相手欲しいやろうし、とりあえず座りや」
「…隣よろしいですか？小瀧さん」
「…ん、どうぞ」
失礼しまーす、と横に座るAちゃんを
俺はまっすぐ見れなかった。
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みなせ - 更新待ってます！ (2020年5月15日 15時) (
レス) id: 4522d5b6a9 (このIDを非表示/違反報告)
青ジャス民 - 藤井流星君バージョンも作ってください！ (2020年3月27日 21時) (レス) id: 962a10ed3f (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - あさ、さん» 嬉しいです、、ありがとうございます！！ (2020年3月26日 14時) (レス) id: 18944cc08c (このIDを非表示/違反報告)
あさ、(プロフ) - 面白かったです(^o^)はまちゃん出たときはおもしろくて笑いました。これからも応援しています (2020年3月26日 11時) (レス) id: 588c716fc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな | 作成日時：2020年3月26日 2時
