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42.華がある俺達の関係 ページ43

体調の悪そうな藤村を見送ると雛森の俺を呼ぶ声が聞こえた


『うるせぇよ、そんなに叫ばなくても聞こえてる』


相手の言葉に答えると雛森の元へとすぐに戻る


それにしても藤村、本当に大丈夫かよ


あの様子で1人で帰らせて本当に良かったのか?


どこか苦しそうだった


理由を聞いてもはぐらかされたが


なんで隠すんだ、悩み事ぐらい俺に話せばいいだろ


いや。


もしかすると

最近働かせすぎたのか?


隊舎に帰ったら藤村の仕事量チェックするか。


『どうした、雛森』


雑木林の中にひっそりと存在するとある石碑


その前に立ち不機嫌そうな雛森に声をかける


「どうした、じゃないでしょ!もう。話の途中に居なくなるんだから」


『あぁ、悪かった』


前から愚痴だの悩み事だのを幼馴染のよしみで聞くことはあった


最近その頻度が格段に上がったのは間違いねぇけどな・・・


「それでね」


『どうしたら藍染に認めてもらえるかだろ?』

「そうそう!毎日鍛錬はしてるんだけど・・・」

『まあ、お前に至っては鬼道は申し分ねぇ。あとは白打と歩法くらいだろ』

「白打かぁ・・・確かにあんまり鍛えてないかも」

「ねぇそういう日番谷くんは得意なの?」

『鍛えてはいる』

「っていうけど日番谷くんのことだから甘い鍛え方してないんでしょ?」

『まあな』


けど、こうやって何気ない会話をすることも忙しい時は出来ない

ならせめて暇が出来た時くらい話を聞いてやりたい

そう思って雛森に付き合っている

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設定タグ:BLEACH , 日番谷冬獅郎   
作品ジャンル:恋愛
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白銀水龍(プロフ) - 更新履歴がありません! (2019年4月12日 6時) (レス) id: e63f949200 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茜白子 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2017年4月10日 7時

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