18.華と和菓子はよく似ている・・・気がする話 ページ19
「おまたせしました、団子、大福。ようかんと甘納豆です」
「美味しそう!」
「早く食べましょ!」
雛森さんと副隊長はあっと言う間に団子と大福を口に頬張った
見る見るうちに2人は幸せそうにうっとりとしている。
そんな2人を後目にようかんを口に入れた
『!!・・・美味しい!』
「そうでしょ!?はぁ、ほんと美味しい・・・」
「来てよかったぁ〜」
「・・・アホらし、甘味なんて大体どこでも同じ・・・
!・・・美味しい。」
「ほらー!シロちゃんてば甘味を甘く見過ぎ!」
ふふっと、笑ながら隊長の頭を撫でる雛森さん
「うるせぇ、シロちゃんじゃなくて日番谷隊長だ!」
すぐにその手は隊長によって払われ、今は怪訝そうな視線を向けられている。
『日番谷隊長って、ホントに雛森さんと仲いいですよね』
嫌味と、嫉妬と・・・単純な羨ましさを込めてそう言ってみた
ムッとして否定し始める隊長をよそにくすくすと笑って2切れ目のようかんを頬張った
やっぱり、隊長は雛森さんしか見てないのかな。
そう思うと今までの恋心を否定するようで、じわりと涙が出そうになり。その後は俯いて食べた
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白銀水龍(プロフ) - 更新履歴がありません! (2019年4月12日 6時) (レス) id: e63f949200 (このIDを非表示/違反報告)
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