検索窓
今日:18 hit、昨日:2 hit、合計:35,804 hit

11.華がない私の惚気な話 ページ11

「へーぇ、隊長に虚から助けてもらって好きに___」


『ちょっ、声大きいです副隊長!』


思わず、失礼だとは思ったが口を手で塞いだ



「んんーっ!」

『お願いですから、デリケートな事なので・・・』




「ぷはっ・・・分かったわよ、つまり。隊長の事が好きってこと?」


『まぁ・・・はい、そうなります

でも、私は松本副隊長の様に華やかで明るくもなければ。

卯ノ花隊長の様に誰をも優しく包み込める性格でもない。

それに、髪色や個性だって目立たないですし・・・正直どうすればいいのか分からなくて。』




「うーん、そうね・・・確かに藤村と言えば黒髪に髪を結ってあることと。

目印は何かの模様が入った緑のブレスレットくらいだし・・・」




『やっぱり、隊長を射止めるような女ではないですよね・・・。』


「まぁまぁ、そう落ち込まないで。・・・そうだ、今度の非番に色々買い物しましょ!

そうすればちょっとは目立って良いかも」




『はぁ・・・』




「と、言うわけで___」





「何がと、言うわけなんだ?」


『!?』「きゃっ!!」




声をかけられ、振り返ると。




「お前ら2人ここで何してんだ」




そこには隊長が立っていた


今までの会話、もしかして聞かれてたんじゃ・・・


そう思うと途端に恥ずかしくなって来た





「やーだ、隊長。ビックリさせないでくださいよ」


『・・・すみません、書類を届けに来て副隊長に話かられまして』


「ふーん・・・まぁ良い。とにかく執務室では話すな、話すんなら外いってやれ」


「はーい」

『申し訳ありません、失礼しました』





廊下に出て、しばらく話をした後

副隊長と別れ、部屋へと戻った

12.華がない私に華を付ける話→←10.華がない私の悩みの話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
64人がお気に入り
設定タグ:BLEACH , 日番谷冬獅郎   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

白銀水龍(プロフ) - 更新履歴がありません! (2019年4月12日 6時) (レス) id: e63f949200 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:茜白子 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2017年4月10日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。