いつまで経っても僕は・・［ツイステ］

目覚め ページ13

『・・・・んー・・？』



目を覚ますと、まだ棺の蓋は開いてなかった



これは・・開くまで待った方がいいのかな？




・・・



・・



・






いや、いくらなんでも遅すぎる


そーっと、そーーーーっと開けてみようかな・・？




ギィーー・・



『あ、開いた』



周りにはおんなじような棺がいっぱい


・・まだ、入ってた方が良さそうだな




棺の蓋を閉めようとした時






「あれ？！


あなた、なんで出てこられてるんですか？！


まだ開かないようにしておいたのに！？」



『へっ！？

あ、すみません！今戻ります！』



仮面を被った男の人が姿を現した


どうやら、棺の蓋は開かないようになってたらしい



「もういいですよ！


今開けに来たんですからね！


本来、私の特殊な鍵で開けるまで


生徒は目覚めないはずなんですけど・・」



『あ、はい・・すみません・・』



なんか、罪悪感があるな・・・・
　


仮面を被った男の人・・先生？学園長？は


棺の蓋を次々に開けて行った



みんな、寝起きのっそりと棺からでてくる


・・結構いるな



「今から闇の鏡の前に行って寮分けをします！


さあ、行きますよ！」



・・やっぱ学園長かな？


みんなで学園長の後をぞろぞろとついていく




あれが闇の鏡か・・・・


なんか、独特な雰囲気を放っている





最初の子が鏡の前に行くと


鏡に顔？仮面？が浮かび上がった


そうか、名前を告げればいいのか






・・僕はどこの寮になるのかな


兄さんと一緒？それと全然違うところ？




・・・・僕の番だ





　 ［汝の名を告げよ］




『A・・です』



兄さんと同じ名字だから今この場で言ってしまえば


騒がれてしまうかもしれない



名前だけでも大丈夫なはずだから・・






　 ［汝の魂のかたちは・・］



『・・・・・・』



さあ、どこになるのかな・・？



　 ［ハーツラビュル！］



『・・！』


兄さんのところだ！




僕は急いで、ハーツラビュル寮生が


集まるところに行った



兄さんはどこだろう



あたりを見回すと



それぞれ違う寮の人のところにいた



寮長が集まってるのかな・・？



そっか、兄さん寮長だもんね。


・・すごいや

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